SONY α7IV長期使用レビュー|発売日から使い続けてわかったメリット・デメリット【作例あり】

記事内に広告を含みます

SONYソニーの「α7IV」を発売以来ずっと使い続けています。サブ機も手元にあるものの、どこに行くにもつい手に取ってしまう魅力があります。

「α7IVって実際どうなの?α7IIIとどちらがいいの?高価な価格に見合うの?」
と、気になっている方に少しでも参考になればと、レビューにまとめました。

以前α7IIIを使っていた経験も踏まえ、端的にまとめるとこうなります。

α7IVはSONYの最新技術が詰まっており、動画も静止画も「簡単に」「より本格的に」撮れる
プロが使っても納得がいき、初心者でも扱いやすいため、撮影体験を大幅に向上させるカメラだ!

この記事では、気になる各機能のレビューはもちろん、スペックに現れない使い勝手の良さについても説明していきます。

カメラ歴15年、フォトマスター1級、毎週末α7IVで撮影しているしちみがお送りします。

¥330,461 (2023/11/30 23:40時点 | Amazon調べ)

1.SONY(ソニー) α7IVをα7IIIと比較した機能面の進化6点

α7IVの機能面の進化により暗い場所でも簡単に撮影できた花火の写真
暗い場面でもノイズが少なく撮れる

まず、α7IViconの機能面の進化を、名機と言われた旧機種α7IIIiconと比較しながらレビューしていきます。

機能面では大きな進化が6点。

α7IV機能面のα7IIIからの進化6点

  • 圧倒的な高画質、約3300万画素に向上
  • 高精度な3つの瞳AF(オートフォーカス)
  • 動画機能の強化
  • 動画撮影の手振れ補正強化
  • ブリージング補正機能が追加
  • α1を継承したクリエイティブルック

実は、撮影枚数以外、すべての項目でα7IVが有利になっています。

ざっくり比較表にまとめました。青色が有利な点です。
≫比較表を飛ばしたい方はクリックして次の項目へジャンプ

α7IVα7III
有効画素数3300 万画素2420 万画素
記録フォーマットJPEG/RAW/HEIFJPEG/RAW
液晶モニター3型(3:2) 103万ドット3型(4:3) 92万ドット
ファインダー型式電子ビューファインダー
Quad-VGA OLED 368ドット
電子ビューファインダー XGA OLED Tru-Finder 235万ドット
撮影枚数ファインダー使用時:520枚
液晶モニタ使用時:580枚
ファインダー使用時:610枚
液晶モニタ使用時:710枚
AFセンサー測距点
(フルサイズ時)
759点(位相差検出方式)693点(位相差検出方式)
動画方式4K60p(APSCクロップ) 4:2:2 10bit 最高ビットレート:600Mpbs4K30p 4:2:0 8bit
最高ビットレート:100Mpbs
動画ファイル形式XAVC S/XAVC HSXAVC S/AVCHD規格 Ver.2.0準拠
サイズ:幅x高さx奥行き131.3×96.4×79.8 mm126.9×95.6×73.7 mm
重量(本体のみ)573 g565 g

関連記事ソニーα7IV自腹レビュー| 3.機能編

しちみ
しちみ

3年半での進化はすごいですね

圧倒的な高画質

圧倒的な高画質により山肌のゴツゴツ感が手に取るようにわかる写真
山肌のゴツゴツ感が手に取るようにわかります

フラッグシップモデルに搭載した最新の画像処理エンジンを採用し、高画質できれいな写真が撮れます。

α7IVα7III
有効画素数3300 万画素2420 万画素
記録フォーマットJPEG/RAW/HEIFJPEG/RAW

α7IVの有効画素数3300万画素は、初心者~ハイアマチュアにとって使い勝手の良い絶妙な画素数です。

  • これ以上画素数が多いとデータ容量が大きくなる
  • APSCクロップ(撮影の段階で画角を狭めて切り取り)しても約1400万画素残る
    (APSCクロップの機能については後ほど説明します)

また、新たにHEIF形式の記録が行えるようになりました。

HEIF形式
圧縮効果に優れ、高画質のまま小さいファイル容量で記録できることが特徴で、保存やデータ送信が効率的に行える。

これにより、豊かな階調表現での映像を記録したり、ダイナミックレンジの広い静止画を撮影できます。

高精度な3つの瞳オートフォーカス

高性能な人物瞳オートフォーカスにより、銅像でもしっかり瞳認識した写真
銅像でもしっかり瞳認識してびっくり

α7IVは、オートフォーカスの顔・瞳の認識率が上がっています。

α7IVα7III
センサー測距点
(フルサイズ時)
759点(位相差検出方式)693点(位相差検出方式)
瞳オートフォーカス人物/動物/人物/動物

オートフォーカス方式のトラッキングモードが特に秀逸で、ロックオンした被写体が一度画面から外れて戻ってきても、そのまま追い続けることができます。

一度オートフォーカスが合えば、あとは構図のことだけに集中して撮影ができるのが助かります。

人物瞳オートフォーカス

運動会で子供の目に瞳オートフォーカスが合っている写真
走る子供の目もばっちりピントが合います

α7IVの人物瞳オートフォーカスが、直近で特に力を発揮したのが運動会です。

走る・踊る我が子をピントを外さず撮影できたのは、まさにこの機能のおかげだといえます。(人物の写真は基本的に目隠しのみアップしているため、見せられず残念です…)

実際に使ったトラッキングオートフォーカス+10コマ/秒連写では、子供の動きでもほぼピントを外すことなくベストショットを選ぶことができました。

カメラ初心者の家族が撮り手の場合でも、子供を撮るのが容易になり重宝しています。
関連記事子供を撮るのに最適なカメラの選び方

鳥瞳オートフォーカス

鳥瞳オートフォーカスのおかげで初心者でも簡単に撮影できたカワセミの写真
初心者こそ使うべき鳥瞳オートフォーカス

α7IVには、フラッグシップモデルのα1に搭載されている鳥瞳オートフォーカスも追加されています。

被写体となる鳥の瞳にピントを合わせ続けてくれる機能です。

鳥瞳オートフォーカスのフォーカスエリアモードを変えてそれぞれ検証した結果、ある程度周辺でも検出することができ、検出精度が高いという結論に達しました。
関連記事ソニーα7IVの鳥瞳AFの精度を検証|最適なフォーカスモードは?

野鳥の撮影自体はほとんど経験がない状態で挑みましたが、α7IVの鳥瞳AFのおかげでしっかり捉えることができました。初心者にこそ使ってほしい機能だと感じています。

動物瞳オートフォーカス

実際に動物瞳オートフォーカスを撮影した写真
キリンの瞳もばっちりとらえています

α7IVの動物瞳オートフォーカスは、鳥瞳オートフォーカスと同様α1から継承された機能です。

公式にはペットの犬や猫が想定されているようです。

動物園で各種を撮影して検証しましたが、対象の大きさ、動きの素早さ、毛色によって目がはっきり区別しやすいかなどによって認識具合が異なり、動物の種類によりまだまだ差はあると感じました。
関連記事ソニーα7IVの動物瞳AFをレビュー|動物園で検証!

ただし、ネコ科に強いのは実感しましたので、ペットの撮影を考えている方にはよさそうです。

動画機能の強化

α7IVは動画機能が強化されており、4K60pに対応しました。

α7IVα7III
動画方式4K60p(APSCクロップ) 4:2:2 10bit
最高ビットレート:600Mpbs
4K30p 4:2:0 8bit
最高ビットレート:100Mpbs
動画ファイル形式XAVC S/XAVC HSXAVC S/AVCHD規格 Ver.2.0準拠

このような高画質な動画を扱うには高SPECなパソコンが必要なので、ここまで必要な人は少ないかもしれませんが、ここぞという時に高画質な動画が撮れるというポテンシャルはありがたいですよね。

ちなみに、4K60pなど高品質な動画撮影を行う際は、ビデオスピードクラスV30以上の高速なSDカードを使いましょう。

こちらの記事でSDカードの詳細解説をしています。
関連記事ソニーα7IVでSDカードの速度の違いを検証【選び方とおすすめは?】

動画撮影の手振れ補正強化

α7IVから搭載された手振れ補正アクティブモードが非常に優秀です。実際に使っていて”ジンバルなしでも歩き撮りができる”と実感しています。

α7IVα7III
手振れ補正アクティブモード搭載非搭載

このモードを使うとクロップされる(画角が狭まる)というデメリットがあるので、実際に手振れ補正アクティブモードを検証しました。
関連記事ソニーα7IVの手振れ補正アクティブモードを検証

上記検証でわかったことは、「アクティブモードを使うなら、20mm以下のなるべく広角なレンズを使う方が使い勝手が良い」ということです。

次の動画は実際に私が撮影したものですが、全て手持ち、歩き撮りです。手振れ補正アクティブモードの効果のほどを実感できるかと思います。

ちなみに、使用したレンズはFE PZ 16-35mm F4 Gicon、小型軽量な広角ズームレンズです。一般ユーザーが気軽に使えるフルサイズ用パワーズームレンズとしては初めての製品で、小型軽量な点も動画に最適でした。

\アクティブモードには20mm以下の広角レンズが使い勝手よし/

ブリージング補正機能の強化

α7IVには、動画時のフォーカスブリージングを電子的に補正する機能が、一般向けカメラとしては初めて搭載されています。

ブリージング
フォーカス移動に合わせて画角も変動してしまうこと。ない方がいいと言われている。

α7IVα7III
ブリージング補正搭載非搭載

最近のレンズはブリージングがもともと抑えられていることが多いですが、それでも若干のブリージングは見られます。それをこの機能を使うとほぼ完璧に補正してくれます。

こちらもオンにするとクロップされ画角が少し狭まりますが、それをもってしても積極的に使っていきたい機能です。

ただし対応できるレンズが限られていますので、この機能を使いたいという方はお手元のレンズが対応しているか事前に公式サイトで確認することをおすすめします。
参考ブリージング補正 | ソニー (sony.co.jp)

気軽に作風を変えられるクリエイティブルック

α7IVα7III
クリエイティブルック搭載非搭載

ソニーのカメラで楽しいのは、クリエイティブルックを使ってJPEG撮って出しでも様々な雰囲気の画作りできるところです。

こちらの機能を紹介した記事の中で実際に撮った画像を使い、簡単にまとめてみました。

α7IVのクリエイティブルック全10モードを使用して撮影した10パターンの写真をまとめたもの
シチミカメラ

既定のモードだけでなく、さらにここからパラメータをいじって細かく調整できます

しちみ
しちみ

個人的にはフィルムっぽくなるFLと透明感のあるSHが特に気に入りました!

¥330,461 (2023/11/30 23:40時点 | Amazon調べ)

目次へ戻る

2.SONY(ソニー) α7IVは手になじむ操作性に進化

α7IVの操作性向上により簡単にスマホ転送ができた写真
逆光でもゴーストやフレアが出にくい

ここからはα7IVの操作性に関するレビューをお伝えします。α7IIIから大幅進化していました。

大きなものを4つあげます。

α7IV操作性の進化
  • グリップの握りやすさUP
  • 動画撮影の操作性向上
  • 手になじむボタン配置でミスが減る
  • スマホ転送がより便利に

それでは詳しく説明していきます。

グリップの握りやすさUP

α7IVのグリップ部分の写真
電池蓋ロックは誤って開かないよう2アクション式に

α7IVは、グリップの深さが深くなったことでm握りやすくなっているのが嬉しいです。

たいてはネックストラップをつけていますが、手持ちで移動するケースも多いため、小指がしっかりかかるようになり片手でも安定して持ち運べるのが助かっています。

しちみ
しちみ

妻も使っていて、女性でも使いやすいとのこと

α7IIIより若干ボディ厚みがUPしていますが、併せてグリップに厚みが増したことで、実際の重さより軽く感じます。

また、ストラップ取り付け金具が動きにくくなり、使用時のカチャカチャとした音が発生しなくなりました。

動画撮影時はもちろん、普段使いでも気になる時があったので、地味に大きな改善ポイントです。

動画撮影の操作性向上

α7IVα7III
液晶パネルバリアングル式チルト式

α7IVは、液晶パネルがバリアングル式です。

動画撮影の操作性向上に寄与するα7IVの液晶パネル(バリアングル式)の写真
バリアングルの動きもスムーズ

270°回転するので、自撮りも楽にできます。私自身は静止画では普段自撮りをする機会はあまりないものの、特に動画撮影に役立っています

また、縦撮りの際もチルト撮影ができるのがバリアングル式のメリットですね。

手になじむボタン配置でミスが減る

α7IVの背面ボタンの写真
メニュー構成も一新され探しやすく

ボタンまわりの変更点がたくさんあったのは別記事α7IV外観・操作性のレビューでもお伝えしました。主な変更点はこちらです。

  • ボタン・シャッターが大きくストロークが深くなり押しやすくなった
  • 削除ボタンだけ形状が凹んでおり押し間違えにくくなった
  • C1ボタンと動画RECボタンの位置が交替
    動画RECボタンが押しやすくなった(垂直に押せる)
α7IVのシャッターボタンまわりの写真
撮りやすさを追求した最適なボタン・ダイヤル配置
  • 静止画/動画/S&Qモードダイヤルが独立
    静止画と動画のモード切り替えがしやすくなった
  • 露出補正ダイヤルがカスタマイズ可能になって回転ロックがついた
  • ダイヤルはクリック感が減少してほぼ無音に。慣れるとこのほうが押しやすい
  • 電源スイッチも切り替えのメリハリがついた。

全体的に作りがよくなり、操作性が大きく向上したと感じます。
関連記事ソニーα7IV自腹レビュー| 2.外観・操作性編

スマホ転送がより便利に

α7IVでは画像のスマホ転送が劇的に便利になりました。

一方、α7IIIの時は、カメラのメニューからスマホ接続操作を毎回する必要がありました。

α7IVα7III
スマホアプリ立ち上げのみで接続できる
カメラ
電源はOFFのままでも接続OK
スマホアプリを立ち上げカメラのメニューからスマホ接続操作
しちみ
しちみ

移動中、カバンの中にカメラをしまったままでも、スマホの操作だけでカメラの中の画像を取り出すことができて便利!

α7IVで画像をスマホに転送する手順の詳細はこちらです。
関連記事【最短プロセス】α7IVから画像をスマホ転送する方法

目次へ戻る

3.SONY(ソニー) α7IVのメリット

マクロレンズで花びらのディティールもしっかり捉える

ここからは、α7IVを発売日からずっと使い続けて気づいた使用者の視点でのメリットをお伝えします。

様々な点で進化感を感じますが、特に恩恵を受けているのは次の3つです。

それぞれ詳しく説明します。

APSCクロップに強い

α7IVのAPSCクロップモードがとにかく使えます!

APSCクロップ
機能をONにすることで、1.5倍の焦点距離相当の画角になるモード

詳しく説明します。

画素数が落ちにくいので気軽に使える

フルサイズセンサからAPSCサイズを切り出すので、その分画素数は減ります。画素数が減ってもより遠くを撮りたいという時に使うモードです。

α7IVα7III
フルサイズ3300万画素2400万画素
APSCクロップモード1400万画素1000万画素

α7IVだと元がフルサイズ3300万画素あるので、APSCクロップしても、1400万画素相当の写真になります。5K(1250万画素)以上の画素数が残る換算です。

解像度が落ちにくいので気軽にクロップできるのがいいです。

処理能力がUPしAPSCクロップが使いやすくなった

APSCクロップした写真を比較したもの

α7IVはカメラの処理能力が上がったため、連写後のメモリカードへの書き込み時でもフルサイズ⇔APSCクロップの切り替え操作が可能です。

一方α7IIIだと、メモリカードへの書き込み時は操作を受け付けないため、書き込みが終わるまで待ってモードを切り替える必要がありました。

サッカーなど、シャッターチャンスが一刻を争う場面では、ここで差がつきます。

AF測距点数が落ちないからAPSCクロップしてもAFがバッチリ効く

α7IVではAPSCクロップ時でも像面位相差AFの測距点数が落ちません。

α7IVとα7IIIの像面位相差AF測距点数を比較します。

α7IVα7III
フルサイズ759点693点
APSCクロップモード713点221点

特に、鳥など遠くの動きの速い小さな被写体を追う時に真価を発揮します。

APSCクロップしてもAFがばっちりきいて撮影できた鳥の写真
羽毛1本1本もしっかり解像

動画撮影をレンズ1本で賄えるほど画角域が広くなる

APSCクロップは動画撮影時でも使用できます。さらに、2倍の全画素超解像ズームと組み合わせて使うこともできるので、なんと3倍ズームができるようになります。

例えば、20mmのレンズを使う場合、APSCクロップ+全画素超解像ズームを使うことで60mm相当まで賄うことができます。

20mmのレンズを使ってAPSCクロップと全画素超解像ズームを動画撮影時に使用し、60mm相当まで賄った写真

つまり、1本のレンズで超広角、広角、標準の3つの領域をカバーでき、ほとんどの動画撮影をこれだけでこなすことができます。動画ユーザーに特におすすめの使い方です。

詳しくはこちらの記事で紹介しています。
関連記事α7IVのAPSCクロップモードが超便利

連写枚数がちょうどいい

α7IVの連写によって運動会のかけっこ時のテープカットの一瞬をとらえた写真

最高で10コマ/秒の連写枚数がちょうどいい使いやすい枚数です。

例えば運動会のかけっこ。10コマ/秒の連写でテープカットの一瞬のチャンスも逃しません。

上の写真は実際に子供のかけっこを撮影したものですが、これだけ連写枚数が多いとベストショットが必ず撮れます

また、日常の中でも子供を撮ろうとするといつも動き回っていいシーンを取り逃がしたりするもの。連写を多用することで失敗写真を減らすことができます
関連記事【運動会の撮影5つのコツ】幼稚園・保育園の運動会におすすめのカメラも

一方、これより連写枚数が多いと、撮影枚数が多くなりデータ容量も大きくなってしまいます。写真整理や日常使いではこれ以上の連写枚数は不要だと感じます。

実際にプロ野球をα7IVで撮影しましたが、10コマ/秒の連写枚数でプロスポーツ撮影にも十分対応できました。
関連記事シーン別撮影テクニック|プロ野球ナイター撮影4つのポイント

このようにα7IVの10コマ/秒の連写枚数はちょうどよい絶妙なバランスで重宝しています。

動画撮影がとにかく簡単

一瞬の表情を切り取ります

α7IVは動画機能が進化し、初心者でも簡単にプロのようなクオリティーの高い動画が撮れるようになりました!

特に撮影においてメリットを感じるのは、次の3つです。

  • 歩き撮りができる手振れ補正アクティブモード
  • 発色がよく明るいバリアングル液晶
  • 独立した静止画と動画のモード切替ダイヤル

歩き撮りができる手振れ補正アクティブモード

機能の説明でもご紹介しましたが、本当にジンバルいらずで気軽に歩き撮り動画が撮影できます。

クオリティーの高い単調にならない動画を撮る際は、この解説youtubeにあるようにカメラワークと言ってカメラを動かしながら撮影する方法が基本です。

その時に、通常はブレ防止のためジンバルなど追加の周辺機器を使うことが多いのですが、α7IVは手振れ補正アクティブモードがあるため、手持ちで十分撮影できます。

先ほどもご紹介した私が撮影したこちらの動画。

カメラワークを多用しながらも、全て手持ちで撮影しています。ほとんど気になるブレはないと思います。

発色がよく明るいバリアングル液晶

動画撮影の時は液晶画面を見ながら撮影しますが、α7IVの液晶画面は動画に適したバリアングル式なのと、明るくて発色がいいため日射の強い屋外でもしっかり画面を見ることができます。

バリアングル式は撮影状況に応じて簡単に画面の角度を変えることができるため、ハイアングル、ローアングル撮影も容易にでき、撮影動画のバリエーションを増やせます。

バリアングル液晶はネックストラップをかけたままだと見えづらいためこちらのアンカーリンクスというアクセサリーを使って状況に応じてストラップを着脱しています。おすすめのアクセサリーです。
関連記事【詳細レビュー】ピークデザイン アンカーリンクス

ちなみに、購入後一番にしたことは液晶保護フィルムを貼ることでした。
関連記事液晶保護が必須な理由とα7IVの対応製品まとめ

独立した静止画と動画のモード切替ダイヤル

最後に動画と静止画のモード切替ダイヤルが独立している点についてです。こちらは地味ですが意外と使ってみると便利に感じる点です。

α7IIIでは静止画のモード切替ダイヤルの延長に動画モードがあったのですが、α7IVは動画と静止画の切り替えだけ独立したダイヤルになりました。

静止画の時は絞り優先で撮りたいけど、動画の時はシャッタースピード優先で撮りたいなど、動画と静止画で撮影モードや設定を変えたい時にワンアクションで切り替えらえるのはとても便利です。

メニュー上での撮影設定も動画と静止画で別々に設定できるようになったので、便利に使い分けています。

¥330,461 (2023/11/30 23:40時点 | Amazon調べ)

目次へ戻る

4.SONY(ソニー) α7IVのデメリットと対策方法

ISOを上げてもノイズがのりにくく手持ちで撮影できます

ここからは、α7IVのデメリットと言われている点は実際はどうなのか、また実際に使っていて気になる点をお伝えします。

動画4K60Pでの強制クロップ

α7IVは4K60p撮影の時だけ、APSCクロップされるという仕様上の制約があります。

ここに関してですが、編集のしやすさなどを考えると日常づかいで4K60Pを使うことはほぼありません。なので、私自身はこのデメリットを感じたことがありません。

一方、やはり高画質な撮影をしたいという方もいらっしゃると思います。

その場合は広角レンズを使えば問題ありません

例えば、16-35mmのレンズを使うとAPSCクロップされても24-52.5mmと、まだ広角域で撮影することができます。動きのある人物を撮る場合、24mmより広く撮りたいという場面はあまりありません。

日常づかいでは十分対処できるデメリットです。

Eマウントでは、16-35mmをカバーする動画に使いやすいレンズがあります。こちらのレンズがおすすめです。

4K動画撮影の電池もち・熱問題

α7IVは第二世代の大容量バッテリが使われており、バッテリーの持ちは1日動画や写真を撮ると1本無くなる程度。一般的な他のミラーレスカメラと比べると、電池もちはいい方です。

いっぽう4k動画の撮影は1時間半~2時間程度で電池1本消費と、4k動画メインに使いたい人にはやや物足りないかもしれません。
参考α7 IV 連続動画撮影時間|ゆ|note

ただし、それだけの長時間の動画ともなればそれなりのスペックのパソコンでの編集が必要となります。現実的にみてそのような使い方をする人はそこまで多くはないでしょう。

バッテリーの充電は、もちろん付属のUSBアダプタでOKですが、純正のバッテリーチャージャーを使うと充電時間が約半分ですみました。
関連記事ソニーα7IVの本体充電とバッテリーチャージャーBC-QZ1を比較
関連記事ソニーα7IVの本体USB充電時間を検証

α7IVで併せて揃えたいバッテリーチャージャーなどのアクセサリーは、こちらの記事でまとめています。

他の高性能モデルでも言われていますが、長時間の撮影により本体が高熱化し、電源が自動的にオフになることがあります。私の使い方では長時間回しっぱなしにすることはないので、高熱による電源オフにはなったことがありませんが、長時間の動画撮影をされる時は以下の対応をしておくとよさそうです。

  • 自動電源オフ温度の設定を「高」にする
  • モニターパネルを開く

対応については以下のツイートが参考になりましたので共有します。

機能が多すぎる

今まで見ていただいてわかるように、機能がたくさんあります。正直、私も普段は使っていない機能もたくさんあります。

本体に説明書は付属せず、公式サイトのweb説明書のみとなっています。
参考ILCE-7M4 | ヘルプガイド | ヘルプガイドの使いかた (sony.net)

ある程度カメラに慣れている方は問題ありませんが、カメラ初心者で使い方を一から知りたいという方は、以下のようなものをするとよいでしょう。

α7IVの解説本

基本的な設定やおすすめのレンズがわかります。詳しい人には物足りない部分もあるかもしれませんが、手元において確認できるのは利点です。Kindle版なら撮影先でも読むことができます。Amazonではページのイメージ画像がいくつか公開されていますので、確認してみるとよいでしょう。

著:清水 徹, 著:ナイスク
¥2,372 (2023/12/03 22:27時点 | Amazon調べ)
\ポイント最大45.5倍!/
楽天市場

ソニーストアでの購入特典の無料講座

ソニーストアで購入すると、基本講座をひとつ受講できます。いまやYouTubeでなんでも確認できるとはいえ、ある程度さわったことがある人向けのものが多いです。

一から学びたい方は講座受講を選んでみるのもよいでしょう。
ソニーストアを見てみるicon

値段が高く家族の理解を得にくい

F値が小さいレンズと組み合わせるとピント面が薄い印象的な写真に

値段が高くて困るのは、家族の理解を得にくいことです。

事前に機能を調べたり懐を算段したりして、「よしいける」と思ったところで、一般的なご家庭なら家族から「高くない?」「またカメラ?」とストップがかかるのが普通ではないでしょうか。プロの方は別ですが・・・。

我が家は主に2点を家族で共有し、購入しました。

  • 高性能で長く愛用できるカメラであること
  • カメラは市場価値が下がりにくいので、いざ不要となった時にある程度高値で売却できること

実際に旧機種の元値と現在の中古価格を見せました。

もともとカメラは投資と言われることもあるくらい、商品価値が下がりにくい製品です。その中でもフルサイズカメラの価値は高く、需要があると言えます。
関連記事カメラ初心者にこそフルサイズミラーレスがおすすめな4つの理由

また、様々な要因によって2023年2月よりα7IVicon自体が値上げされています。今後も同傾向にあることから、欲しい時が買い時だと考えています。

購入後のカメラライフは最高の一言です。子供たちの写真もより鮮やかに印象的に残せるようになりましたし、カメラ初心者の妻や子供が扱ってさえ一気に腕があがったかのような写真を撮っています。

ちなみに、ソニーストアは補償3年が無料付帯、クーポン等合わせると一番安くお得に買えるので、α7IViconをご検討されている方はこちらの記事もご覧いただくとお得に購入できるはずです。

目次へ戻る

5.SONY(ソニー) α7IVはこんな人におすすめ

暗いところで子供撮影した写真
夜でもブレずに撮れる

以上より、α7IVがおすすめなのはこんな人です。

  • 写真も動画も1つのカメラで本格的に撮りたい人
  • 子供・風景・スナップ・スポーツ・野鳥・動画など幅広い被写体を撮ってみたい人
  • 暗いところや遠い被写体や動く被写体など難しい撮影を簡単にきれいに撮りたい人

ひとことで言うと、初心者から本格的な撮影をしたい人まで万人にお勧めできるカメラです!

¥330,461 (2023/11/30 23:40時点 | Amazon調べ)

6.まとめ:SONY(ソニー) α7IVは初心者から上級者まで納得のカメラ

α7IVのレビューのまとめ
広角レンズで沈む夕日も印象的に

この記事では

  • SONY(ソニー) α7IVを発売日から約1年使い続けた正直なレビュー
  • SONY(ソニー) α7IVのメリットデメリットとどんな人におすすめか

をお伝えしました。

先代のα7IIIも評判の高いカメラでしたが、α7IVはさらにそこから大きく進化し、初心者でも上級者でも万人に使いやすいカメラになっていました。

特に、動画もこれから撮ってみたいという人にはα7IIIよりα7IVをおすすめします。

高価なカメラですが、その価値は十分あると感じています。

昨今の円安と物価高でカメラの値段は今後も上がることが予想されます。α7IVをご検討中の方にはいま購入されることをおすすめします。

¥330,461 (2023/11/30 23:40時点 | Amazon調べ)

購入前にちょっと使ってみたいという方は、ソニーストアへ出向いたり、カメラやレンズをレンタルできるサービスを利用するとα7IVの良さを手軽に実感できます。

レンタルサービス20社を徹底的に調べて比較した結果、品揃え・値段・サービス内容ともに充実したAPEX RENTALSがおすすめです。
関連記事おすすめカメラレンズ機材レンタル比較20選
関連記事APEX RENTALS利用レビュー

また、Eマウントはレンズも豊富です。α7IVにおすすめのレンズをまとめましたので、こちらの記事を参考に、レンズを選んでみてください。

α7IVで鹿児島市内巡りをした時の記事です。α7IVの作例をたくさん見たい方はこちらの記事をどうぞ。

コメント