子供を撮るのに最適なカメラの選び方|初心者に特におすすめの4つの観点

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子供の写真を撮るカメラを選ぶ時は、ぜひ具体的に撮影シーンを想像してみましょう。

親バカな私は常にカメラを持ち歩いているものの、子供の撮影って予想外の連発でどたばたです。一番はじっとしていないこと。そして暗かったり遠かったり時間がなかったり…。

この記事では、ここぞという時に失敗しない「子供撮影に最適でコスパのよいカメラ」をご案内します。

しちみ
しちみ

普段も行事でも、かわいい笑顔をたくさん残したいですよね!

この記事を書いたしちみは、小学生と未就学児の二児の父です。幼いわが子の成長を撮り続けて気づいた子供を撮影する上でのカメラ選びに重要な観点をお伝えし、子供を撮るのに本当に最適なカメラ選びをお手伝いします。

それでは、カメラ歴15年、フォトマスター1級のしちみがお送りします。

本記事は「子供の習い事メディアSUKU×SUKU」に取り上げられました。

1.子供を撮るのに最適なカメラの選び方

最近のカメラの画質や性能の向上は目覚ましく、どれも画素数やフォーカス性能、手振れ補正の性能は一定のレベルを備えています。実用上の差はあまりありません。

とはいえ、子供を撮るのは、風景や生き物を撮るのとはひと味違います。

我が子を撮る上で実感した、カメラに最も重要な4つの観点がこちらです。

「子供を撮る」カメラに重要な4つの観点
  • 瞳AF:とにかくじっとしてくれない!
  • 連写速度:撮れるタイミングは一瞬!
  • 動画の手振れ補正:動きも全部かわいい!!
  • 望遠レンズのラインナップ:行事は子供までの距離が遠い

この4つを重視して選ぶと、満足できる子供を撮るためのカメラに出会えます。

それでは詳しく解説していきます。
選び方を飛ばしておすすめカメラを先に見る

瞳AF機能で動き回る子供もブレない

子供を撮る際は、目にピントが合っていることが成功のカギです。

そこでポイントとなるのが、動き回る子供の目を自動で捉えるのが瞳AF機能です。

瞳AF:被写体(人物)の瞳を検知し、自動で瞳にAF(オートフォーカス)する機能。

目からピントが外れていたり、服の模様などにピントが合ってしまうと、写真全体がぼんやりしてしまいます。

我が子もそうですが、動けるようになってくると撮影の瞬間もじっとしていないことが多いもの。瞳AF機能があると、動いていても自動でAFが追随するので、一瞬のチャンスを逃しません

どのメーカーも瞳AFに力を入れており、近年発売のモデルはほとんど搭載してきています。

プラスα

我が家は親子で鳥の写真を撮ったり犬の写真を撮ったりしています。人物だけでなく広く写真を趣味にしたい方は、鳥や動物の瞳AFも備えた機種を積極的に選ぶと、撮影の幅が広がりますよ。

こちらの記事でソニーα7IVの鳥瞳AFについて検証しています。

連写で一瞬の表情をとらえる

いい場面でジャンプしたり、するよね!

子供を撮る際に、連写を重宝する場面が多いです。

子供はとにかく動き回るので、次の3つの悪条件を回避するためです。

  • 被写体ブレ(撮影対象が動いてぶれる)
  • 目つぶり
  • じっくり撮る時間がない(入園式の立て看板やテーマパークなど)

行事の時など、1枚ずつ撮って確認していると、並んでいる人の目などもあって何回も撮影することがはばかられ、結果的に動き回って被写体ブレしていたり、目つぶりしていたりと、失敗写真しかないという残念なことになりがちです。

失敗を回避するには、とにかく高速連写してたくさん撮っておくこと。

たくさんの写真の中から、後からベストショットを選べばいいのです。

お子さんが小さくまだポーズを決め切らないは、「連射モード」にしてあとから最高の1枚を選ぶのがおすすめです。

連写速度は早いに越したことは無く、経験的に5コマ/秒だと物足りなく(ベストショットが選びにくく)、10コマ/秒だと十分と感じます。

動画の手振れ補正

もうひとつ重要な観点は、動画の手振れ補正です。

以前は動画はビデオカメラで撮るのが定番でしたが、最近は画質やフォーカス性能がいいこともあり、ミラーレスカメラで動画を撮る方が増えています。

しちみ
しちみ

普段のかわいい姿もミラーレスカメラで動画でおさめられるのが便利です

実は、静止画より動画のほうが手ブレに対処するのが難しい。

静止画の場合は、写真を撮る一瞬だけ手ブレを抑えればいいので、設定や撮影の腕でカバーできることが多いです。

ところが、動画の場合は、録画中ずっと手振れが記録されてしまいます。

動画の手ブレは、三脚を使って固定して撮るか、カメラの機能で抑えるしかないのですが、狭い室内行事等では三脚が禁止されることも多いです。また三脚OKでも機動力が落ちたりと、決して万能ではありません。

手持ちでも、カメラ側で手ブレを抑えてくれる機種を選ぶのが得策です。

機種によっては、手ブレを抑えて歩き撮りもできる先進的な機種もあります。vlog撮影などにも使えて、撮影の幅が広がりますので、そのようなカメラをおすすめします。

私がメインで使っているカメラα7IV iconについて、こちらの記事で動画の手振れ補正を検証しました。

しちみ
しちみ

α7IV iconで検証した結論としては、「まるでジンバルを使ったかのように手振れが抑えられており、映像として使える!」です

望遠レンズのラインナップ

この写真、望遠レンズ使ってます

カメラの選び方でいきなりレンズの話が出てきて意外かもしれませんが、実は子供を撮るのに重要なのが望遠レンズです。

ある程度子供が成長してくると、せっかくカメラを持っているなら、イベントには大抵望遠レンズを使いたくなります。

例えば、入園式や発表会では、200mm程度の望遠が無いと子供にアップで寄ることができません。さらに、運動会やスポーツの試合では300mm、400mmといった、より望遠のレンズが欲しくなります。

買うにしろ、レンタルする(その時だけレンズを借りるという方法もあるんです!)にしろ、カメラを選ぶ際は、望遠レンズのラインナップを見て、どのメーカーにするかを決める必要があります。

望遠レンズは、広角や標準レンズに比べてラインナップが少なかったり、無かったりすることもあります。また、ラインナップはあっても、プロ向けで大きく重く高価なものしかない場合もあります。

しちみ
しちみ

ニコン、キヤノン、ソニーならラインナップ豊富です

また、望遠レンズは背景をすっきりと整理してぼかすのが得意。子供をより印象的に撮ることができます。それに、動物や鳥、電車や飛行機など、子供が好きなものをきれいに撮るのにも望遠レンズが活躍します。

このように子供を撮る、子供と撮影を楽しむのに、望遠レンズが重要なのです。

望遠レンズでどんな写真が撮れるかは、こちらの記事で詳しく解説しています。

2.子供を撮るのに本当に最適なカメラはコレだ

以上の4つの観点を踏まえ、ミラーレスカメラの主要3メーカーであるニコン、キヤノン、ソニーのフルサイズ、APSCミラーレス16機種を対象に、独自に採点しました。

採点基準
  • 望遠ズームレンズの数、瞳AF、連写速度、手振れ補正を採点
  • 同点の場合価格が安い方を上位とする
  • フルサイズ・APSCからそれぞれメイン・サブのおすすめとして選ぶ
機種名メーカー合計点数望遠ズーム
レンズ
瞳AF連写速度手振れ補正フォーマットマウント200mm以上望遠
ズームレンズ本数
瞳AF連写速度手振れ補正重さ価格
α7IVソニー17点フルサイズE12本(※1)人物/動物/鳥10コマ/秒◎動画アクティブ658g31,5万円
α7cソニー15点フルサイズE12本(※1)人物/動物10コマ/秒509g22.6万円
α7IIIソニー15点フルサイズE12本(※1)人物/動物10コマ/秒650g23.3万円
EOS R6キヤノン15点フルサイズRF5本人物/動物/鳥20コマ/秒680g29,7万円
ZV-E10ソニー13点APSCE6本(※2)人物/動物11コマ/秒△電子動画アクティブ343g8.5万円
EOS R7キヤノン13点APSCRF1本(※2)人物/動物/鳥30コマ/秒612g24.9万円
α6400ソニー12点APSCE6本(※2)人物/動物11コマ/秒×403g12,9万円
Z6IIニコン12点フルサイズZ3本人物/動物14コマ/秒705g24,4万円
EOS R10キヤノン11点APSCRF1本(※2)人物/動物/鳥23コマ/秒×429g12,5万円
Z6ニコン11点フルサイズZ3本人物12コマ/秒675g18万円
Z30ニコン10点APSCZ2本(※2)人物/動物11コマ/秒×405g10,7万円
Z50ニコン10点APSCZ2本(※2)人物/動物11コマ/秒×450g16.5万円
Z5ニコン10点フルサイズZ3本人物/動物4.5コマ/秒675g15.5万円
EOS Rキヤノン9点フルサイズRF5本人物8コマ/秒×660g21.4万円
EOS RPキヤノン8点フルサイズRF5本人物5コマ/秒×485g13,6万円
EOS Kiss M2キヤノン7点APSCEF-M2本人物7,4コマ/秒×388g10.5万円
(※1)純正+サードパーティ製合計
(※2)これに加えてフルサイズ用も使える

これを基に、全体を通してメイン(フルサイズ)とサブ(APSC)でそれぞれ選定した結果、こちらの2機種がおすすめです。

フルサイズミラーレスAPSCミラーレス
ソニーα7IV iconソニーZV-E10
・いい写真が撮りたい
・子供の写真はもちろん、スポーツ・野鳥なども撮りたい
・予算が10万以下
・初めてミラーレスカメラを買う
・できるだけ小さいカメラがいい

それぞれ見ていきましょう。

α7IV:新世代スタンダード

ソニーα7IV

フルサイズのカメラから、合計点数で1位となったα7IV iconを選出。

ソニー α7IV
・絶妙な雰囲気の写真が撮れる
・ボケ感のある写真、イルミネーションなどもきれいに
・瞳AF、動画時の手振れ補正アクティブモードが大変優秀
レビューα7IV長期使用レビュー
ソニーストアで見る iconAmazonで見る楽天市場で見る

妥協のない、いい画が撮れる先進機能が豊富。

ちなみに

マップカメラ2022年度(2022年4月から2023年3月末まで1年間)のデジタルカメラの販売ランキングレンズ交換式デジタルカメラの売れ筋ベスト20において、2年連続1位キープするなど、初心者~ハイアマチュアまで幅広く支持されています。
マップカメラの年間の販売台数ランキングで「α7 IV」が2年連続1位に – デジカメinfo (digicame-info.com)

背景をぼかして印象的に
夜でもブレずに撮れる

さらに、ソニーのフルサイズのカメラは、レンズの選択肢がとても豊富です。200mm以上の超望遠ズームレンズだけでも12本から選べるのは大変魅力的。

お子さまが小さいころから、少し大きくなってきて運動会・発表会はもちろん、スポーツなどの撮影にも活躍すること間違いなしです。

しちみ
しちみ

私もメインで使っています。確かに安くはないのですが、とても使いやすく充実の機能なので納得の価格と言えます。

こちらの記事で詳しく使い勝手や作例をレビューしています。

ZV-E10:動画も静止画も!

APSCのカメラでトップは、ソニーZV-E10

ソニー ZV-E10
・10万円以下という安さ
・動画撮影向けの機能充実
・静止画もしっかり撮れる基本性能
・小型軽量(500mlペットボトル1本分以下!)
・カメラに珍しい白カラバリもある
レビュー:使い勝手と作例 /外観・操作性
ソニーストアで見る iconAmazonで見る楽天市場で見る

そこまで本格的な機能はいらないけれど、スマホから一歩踏み出してみたいというカメラ初心者の方に特におすすめできる一台です。

また、小型軽量なことも、荷物の多い私たち子育て世代には嬉しい仕様です。

最大の特徴は、動画を撮りやすくするための機能が充実しているところ。一方で静止画もソニーのミラーレスカメラの基本を抑えています。

10万円以下という価格の安さもあり、今非常に人気のあるカメラです。

スマホでは難しい暗めの写真も、しっかり

こちらの記事で詳しく使い勝手や作例をレビューしています。

こんな人におすすめ

以上より、子供を撮るのに機能的に申し分のない2つのカメラを選びました。最後に、それぞれこんな人におすすめ、と記してみます。

α7IVをおすすめな人ZV-E10をおすすめな人
・いい写真が撮りたい
・子供の写真はもちろん、スポーツ・野鳥なども撮りたい
・予算が10万以下
・初めてミラーレスカメラを買う
・できるだけ小さいカメラがいい
ソニーストアで見る iconソニーストアで見る icon
Amazonで見るAmazonで見る
楽天市場で見る楽天市場で見る

3.まとめ

この記事では、

  • 子供を撮るのに最適なカメラを選ぶ際に重要な4つの観点
  • 子供を撮るのに本当に最適なおすすめ機種

をご紹介しました。

子供を撮り続けてきたからこそわかる4つの観点、「望遠レンズのラインナップ」「瞳AF」「連写速度」「動画の手振れ補正」を軸に、この記事で選定したおすすめ機種も参考にしながら、ご自分に合ったカメラを選んでみてください。

今しか撮れない子供との写真。思い出を形に残すお手伝いができれば嬉しいです。

迷ったらレンタルしてみましょう

カメラはそれなりにお値段がしますから、いきなり買うのは少しためらってしまいますよね。店頭でも少しはさわることができますが、外へ持ち出したり、我が子をどんな風に撮れるのか、買う前に試してみたいと思いませんか。

そんな方におすすめなのが、カメラやレンズをレンタルできるサービスです。

レンタルサービス20社を徹底的に調べて比較した結果、品揃え・値段・サービス内容ともに充実したAPEX RENTALS がおすすめです。
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出典:APEX RENTAL

APEX RENTALSの特徴

  • レンタルサービス20年以上の実績
  • 取扱い商品の豊富さ業界トップクラス
  • 予備バッテリーとSDカードが標準付帯
  • 送料無料(北海道・沖縄は別途加算)
  • レンタル開始日の前日に到着するので実質1日お得

カメラだけでなく、写真をもっとボケさせて印象的な写真が撮れる交換レンズや、運動会の短期間のみ使用する望遠レンズなども、お安く試せます。

\実際にレンタルした際のレビューはこちら/

まずは試しに、いっぱい使ってみることをおすすめします。

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カメラを揃えたあとは、いよいよ撮影してみましょう。こちらの記事でシーン別撮影テクニックを紹介しています。

全体を通しておすすめしたカメラはこちら