【高コスパ】SLIKミニ三脚レビュー|軽量コンパクトでミラーレスカメラに最適

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撮影時にカメラを固定したいけれど、三脚まではちょっといらない…というケース、ありますよね。

この記事を書いているしちみは普段子供と一緒に出かけることが多いです。荷物が多くなりがちなので、普通の三脚はあまり持ち出さないのですが、ミニ三脚だけは持ち歩くことが多いです。

なぜなら

  • 軽量コンパクトで持ち出しやすい
  • 外出時も家の中でも使うシーンが多い
しちみ
しちみ

今回はミニ三脚の便利さを力説します!

三脚は知ってるけど、ミニ三脚って??という方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ミニ三脚ができることの詳細レビューと、あると便利な撮影シーンをご紹介します。

この記事でわかること
  • SLIKミニ三脚の詳細レビュー
  • SLIKミニ三脚があると便利な撮影シーン

カメラ歴15年でフォトマスター1級、6歳と4歳の子供と一緒に毎週末カメラを楽しんでいるしちみがお送りします。

1.SLIKミニ三脚の詳細レビュー

今回は長年の愛用機材をとおして、ミニ三脚でできることを述べていきます。

SLIKミニ三脚とは?

SLIKミニ三脚の外観

日本の老舗三脚メーカーSLIK(スリック)が誇る「超小型・軽量の、しっかりとしたテーブル三脚」です。

SLIKはプロもご用達、定評のある三脚メーカーです。各種製品のAmazonレビューも軒並み高評価で、多方面から愛用されていることが伺えます。

さて、そのミニ版である本品は、発売が少し前ということもあり価格も安く品質もお墨付きで、コスパの良い製品です。

ちなみに、しちみが使っているのは旧製品のSLIK ミニ2。新製品はSLIK ミニ3です。

ミニ3はAmazon限定品と、通常品で仕様が若干異なります。なぜか楽天でも買えるけど・・・。

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使い勝手は若干異なりますが、基本的にできることや使い方は同じです。

ここからは2軸雲台のSLIKミニ2のレビューをお伝えします。

小型軽量なサイズ感

SLIKミニ三脚のサイズ感

とにかく小型軽量です。

折りたたんだサイズはα7IV iconに標準ズームレンズを付けたのと同じくらいの長さです。

また重さはたった320gと軽量レンズ1本分くらいです。

しちみ
しちみ

さっとカバンに入れて持ち運べるサイズ重量

なお、写真左に写っているしっかりした巾着袋が付属しており、ケースとして使っています。

↑足を広げてみたところです。広げてもコンパクトです。

↑足と、中心のエレベーターを最大まで伸ばしてみたところです。

5cmくらい高さを変えることができて、カメラの位置を調整するのに便利です。

機能性が高い

足の部分はワンタッチロック式の2段伸縮タイプです。

ロックは軽快な動きの割にしっかりロックでき緩みもないため、使いやすいです。

また上下の高さを変えられます。中心のエレベーターと呼ばれる部分、根元のねじ式リングを緩めて伸ばします。こちらもガタもなくしっかりした作りです。

水準器もついているため、傾き具合が一目で分かります。

エレベーターの下部には吸盤あり。車のボンネットやガラス窓など振動したり斜めの場所に固定するのに役立ちます。ただ、これはあくまで補助的なもので、落ちたりしないよう注意が必要です。

雲台部分を拡大します。

ミニ2は2軸雲台です。

カメラ三脚ねじも含めて、つまみは大きく回しやすくなっています。軽い力で解除とロックができ、微妙な角度調整がしやすくなっています。

そして、ロックの力は強く、後ほど述べますが、そこそこ重いカメラとレンズの組み合わせでもしっかり固定することができました。

使い勝手よし

実際にカメラを取り付けてみます。

耐荷重は1kgまでとのことですが、実際に載せてみて安定性を確認します。

α7IV 658g +35mmF1.8 280g = 938gで試してみます。

ほぼほぼ耐荷重いっぱいです。

↑足とエレベーターを最大に伸ばしたところ

↑上を向けたところ

↑下を向けたところ。

安定性は全く問題ないですね。

ちなみに、三脚の基本の使い方は、レンズを向ける正面に三脚のメーカーや型名が書いてある1本の脚を向けること。

バランスを崩した時、前に倒れると大事なレンズに傷をつけてしまいますよね。

撮影するときは後ろに立つことが多いため、後ろになら倒れてもキャッチできます。機材に傷がつくリスクは少しでも低減しましょう。

しちみ
しちみ

三脚を使う際はぜひ意識してみてください!

↑もっと極端に上を向けてみました。安定しています。

真上の星空も撮ることができますね。

↑ここまで使うことはないと思いますが、真下も安定性に問題ありません。

↑ちなみに三脚ねじの向きを90度回転させると、このように縦撮りもできます。

安定性もばっちりです。

938gでは全く問題ないため、次は耐荷重以上の重さを載せてみます。

α7IV 658g +24-105mm F4 663g = 1321gで試してみます。

しちみ
しちみ

耐荷重を300g以上オーバーしています。自己責任でお願いします。

↑足とエレベーターを最大に伸ばし、正面を向けたところ。

特に問題なさそうです。

↑上向きも、まぁ大丈夫そうですが、少し危なくなってきました。

↑一番厳しい下向きだと、さすがにちょっと不安定です。

このあたりが限界でしょう。

↑ちなみに正面であればズームしても安定性は問題ありませんでした。

結果ですが、メーカー公称値の1kg以下であれば、どの向き度の姿勢でも安定性は問題ありませんでした。

1kgを超えると姿勢によっては不安定になります。

α7IVと標準ズームレンズまでであればギリギリ使えないことはないかなと思いますが、そこは自己責任でお願いします。

小型軽量ですが思ったより対応範囲が広く、安定性ばっちりな三脚です。

2.SLIKミニ三脚があると便利な撮影シーン

ここからはミニ三脚が役立つシーンを2つご紹介します。

外出時のセルフタイマー写真

沖縄に旅行に行った時に撮った家族写真です。(首里城が健在でした…)

カメラを置く場所がなく、セルフタイマーを使うのにSLIKミニ三脚が役立ちました。

直接置く場所がなかったり、置けるけど汚れや傷が気になるとき、角度を調整したい時にミニ三脚が力を発揮します。

我が家は毎回、家族での外出や旅行の時にミニ三脚をカバンに入れています。

荷物はなるべく減らしたいですよね。

三脚、一脚はかさばるし…そんな時に、このミニ三脚がとても便利です。

物撮り

意外と使い道が多いのが家の中です。

ブログの商品紹介や、作品撮り、料理の写真など、手ブレをさせたくない、細かい角度を調整したい時にも、このミニ三脚が活躍します。

手持ちでも撮れないこともないですが、少し角度が変わるだけで光の当たり方など、大きく変わることがあります。

安定して同じ角度で何枚か撮りたい時は、ミニ三脚の出番です。

ちなみに上記のセッティングで撮った写真がこちらです。

リラックマも心なしかイケてます?

以上、ミニ三脚が役立つシーンをご紹介しました。

3.まとめ

この記事では、

  • SLIKミニ三脚の詳細レビュー
  • SLIKミニ三脚があると便利な撮影シーン

をご紹介しました。

無くても何とかなるけど、あると劇的に撮影の利便性が上がるミニ三脚

必ず役立つシーンがあります。一家に一台。

ぜひSLIKのミニ三脚を使って、撮影シーンを広げてみてください。

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