今さら聞けないカメラブロアー|違い・おすすめ・使い方

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カメラのブロアーは、必要だろうと思っていても、違いがわかりにくいですよね。

α7IVの購入に併せ、カメラのクリーニング用のブロアーを新調しました。じっくり比べて、手頃で満足のいくブロアーが見つかったのでご紹介します。

この記事でわかること

・カメラブロアーのおすすめ製品
・ブロアーによるクリーニング方法と注意点

それでは、カメラ歴15年、フォトマスター1級のしちみがお送りします。

1.カメラブロアーの違いとおすすめ

ブロアーの違いを店頭で確かめてみた

同じブロアーでも結構使い心地が違います。

今回、ブロアーを購入するにあたって、某カメラ店で様々なブロアーを触って、実際の使い心地を確かめました。

試してみた製品一覧はこちらです。感想と併せてご紹介します。

▼これ買った!
メーカーハクバハクバハクバエツミkenko
型番KMC-87KMC-84KMC-85E-5243 KSBS-R
風量強め強め弱め強め
固さ適度適度適度硬め硬め
携帯性
ノズル
ブラシなしなしなしなし
色展開2
価格(円)67115066655801414
Amazon Amazon Amazon Amazon Amazon
2023年7月6日時点のAmazon価格(税込)

詳しく見ていきます。

ハクバ シリコンブロアーブラシ

6色(イエロー/オレンジ/グリーン/グレー/ピンク/ブラック)
¥609 (2024/10/02 08:21時点 | Amazon調べ)
メリットデメリット
・程よい大きさ
・握りやすく風量も十分
・ブラシ付き
・かばんの中でも目立つ
・若干だが価格が高い

いろいろ触って比較した結果、こちら↑を私は購入しました。

決めてとなったポイントは3点。握り心地と、風の吹きやすさ、そして目立つ色です。ブロアーの価格帯としては高くもなく安くもないですが、1000円以下で納まるので納得のいくものを使いたいと考えました。
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ハクバ ハイパワーブロアープロ

大容量 自立
¥1,364 (2024/09/29 03:15時点 | Amazon調べ)
メリットデメリット
・とにかく風量が大きい
・軽い握り心地で噴射できる
・大きい
・価格が高い

少し大きいので、自宅使用の用途にはおすすめです。

ハクバ シリコンブロアーポータブル

メリットデメリット
・小さく持ち運びやすい
・握り心地がよい
・風量が少ない
・先端が短く深いところに風が届きにくい

持ち運び用途に適しています。

エツミ キューティーブロアー

エツミ(Etsumi)
¥515 (2024/10/01 03:55時点 | Amazon調べ)

メリットデメリット
・先端ノズルが独特の形で狭いところが拭きやすい
・程よい風量
・先端が短く深いところに風が届きにくい
・握り心地が少し硬い

狭いところを重点的にクリーニングしたい方におすすめです。

Kenko パワーブロアー ブラシ付きタイプ

メリットデメリット
・程よい大きさ
・風量十分
・握り心地が少し硬い

Kenkoのスタンダードなブロアーです。

ハクバのシリコンブロアーブラシがおすすめ

ハクバのシリコンブロアーブラシを購入しました。

決めてとなったポイントは3点。握り心地と、風の吹きやすさ、そして目立つ色でした。

もちろんブラシ付きなのも高評価です。

本体を取り出してみました。自立します。

アダプターは使わないときはこのようにノズルに差して保管できます。

ブラシを付けたところです。程よい長さとなり、十分深いところにも届きます。

ブラシを取ってただのブロアーとして使うこともできます。

タバス子
タバス子

色が目立ちすぎじゃない?

しちみ
しちみ

実は、この蛍光色こそが重要です。

というのも、ブロワーは暗い色が多く、無くしやすかったりカバンの中で見つかりにくかったりすることが多いものですが、とにかく目立つためその心配がないです。

ちなみに、amazonで確認したところ、グレー、イエロー、オレンジ、グリーン、ピンク、ブラックの6色展開となっているようですので、目立たない色をお探しの方もぜひ一度ご確認ください。

また、細かい点ですが、本体とブラシアダプターにストラップ穴が開いており、紐を落としてつなぐことで紛失防止となるようです。

この細かい配慮があるのはハクバの製品だけでした。

では実際にこの製品を使ってレンズとカメラをクリーニングして見たので、その方法と注意点をお伝えします。

2.ブロアーの使い方と注意点

ブロアーの使い方と注意点をご紹介します。

レンズのクリーニング

まずはレンズのクリーニングです。

レンズ前玉のごみは先端を付けないように注意して風で飛ばします。

取れない汚れ等があればブラシで掃いても構いませんが、傷をつけないように予め固いごみが付いていないか注意しましょう。

それでも取れない場合はクリーニングクロスで拭き取ります。

レンズのマウント部側は、開口部を下にしてブロアーで吹きましょう。

レンズ内部にブラシをつっこんで拭き取るのはNGです。

中のグリスなどについてしまい、より汚れたり、最悪の場合性能劣化してしまうこともあります。

内部レンズの汚れが取れない場合はメーカー清掃に出すのが無難です。

カメラボディのクリーニング

カメラのイメージセンサ―のごみを取る際も、開口部を下にしてブロアーで吹きましょう。

シャッターなど構造物に触ってしまう懸念があるため、ブラシを突っ込むのはあまりお勧めしません。

このブラシ付きのブロアーは、ファインダーレンズやボタンの隙間などの狭いところでもしっかりクリーニングできるのが大きなメリットです。

外出時に持ち出して使用する際も程よい大きさでわずらわしさを感じることはないと思います。

最後に注意点をまとめます。

ブロアー使用の際の注意点は以下の4つです。

point
  • レンズはやイメージセンサ―表面をブロアー先端で触らない(傷つく恐れがあるため)
  • レンズマウント開口部やカメラ開口部は下を向けてブロアーで吹く(ごみを下に落とすため)
  • レンズ内部やイメージセンサー近くへブラシを突っ込んでのクリーニングは避ける(中の構造物を壊さないため)
  • 固いごみが付いた状態でブラシでこすらない(傷がつくため)

3.まとめ

この記事では、

  • カメラブロアーのおすすめ製品
  • ブロアーによるクリーニング方法と注意点

をご紹介しました。

店頭で実際にいろいろ触って試してみて選んだハクバのシリコンブロアーブラシは、ちょうどよい大きさと使い勝手でおすすめしたい製品でした。

家でしか使わない人や外に持ち出す人など、ブロアーが必要になる場面はそれぞれだと思います。

自分の用途に合ったブロアー探しの一助になれば嬉しいです。

\今回ご紹介した製品はこちら/
6色(イエロー/オレンジ/グリーン/グレー/ピンク/ブラック)
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