春といえば桜!子供との思い出や進級・進学の記念に桜の写真を撮りたいという方も多いはず。
とはいえ、小さな子供と桜の撮影は思い通りにいかないこともあります。そこで本記事では、子供と桜の撮影を、親子で笑顔で楽しめるコツをご紹介します。
初心者でも笑顔いっぱいに残せるコツやおすすめカメラなど、実践的な情報を読めば、いつもと一味違う写真が撮れます。
子供と一緒に桜の季節を満喫し、素敵な思い出を残しましょう。
1.子供と桜の撮影のコツ
限られた時期にしか見られない満開の桜。その美しい背景をバックに撮影する場合、お子さまのかわいさを存分に引き出すために押さえておくべきコツを、4つお伝えします。
それぞれ説明していきます。
コツ1:機嫌のいい時間帯を狙う
ご機嫌なときは、ノリノリでポーズとってくれますよね。
まだ小さいお子さんの場合、午前中など、疲れていない機嫌のいい時間帯を狙うのがおすすめです。午後のお出かけの場合、移動中に疲れて不機嫌になったり寝てしまっていることも。
お子さんの体調と機嫌のいい時に、無理をしないようにして出かけましょう。
コツ2:自然な表情を引き出すため大人も気楽に
子供が楽しく撮影に参加するには、大人の役割が重要です。シャッターを押す大人が必死な顔つきで追いかけると、子供にも緊張がうつり、こわばってしまいます。
撮りたい気持ちとは矛盾していますが、「撮れたらいいな」くらいの気楽な雰囲気で向き合うのがおすすめです。
我が家の場合ですが、あまり声はかけずにおいて、桜を見て感動した瞬間や、花びらで遊んでいる時の自然な表情も収めています。
背景や構図は狙い通りといかない場合もありますが、いきいきした姿が撮れるのでおすすめです。
他にも、好きなおもちゃを持たせたり、シャッターを押す直前で好きなぬいぐるみで気をひいたりするのも有効です。
コツ3:できるだけ低い桜を狙う
子供と桜を一緒に撮るには、できるだけ背丈の低い桜を探しましょう。子供と桜の距離が近づくことで、背景をぼかしたり、前ボケを入れるなどいろんなバリエーションでのアップ写真を撮ることができます。
まだ背が低い小さいお子さんは、抱っこや高い高いをしてあげるのもいいですね。
コツ4:背景との距離やアングルを工夫
撮影する場所の背景との距離を考えた構図を作ることで、写真のバリエーションが増えます。
例えば、桜から少し離れて撮ることで、背景の桜の木を少しボケさせるとよいでしょう。お子さんを強調した良い雰囲気の写真になります。
さらに、しゃがむなどして少し下から斜めに見上げるように撮る(ローアングル)と、周囲の余計なものが写らず桜いっぱいをフレームにした写真になります。
ちなみに全身写真を撮りたい場合、お子さんが桜のすぐ近くに立ってしまうと、次の写真のようにありきたりな感じになってしまいます。
お子さんには少しカメラマンのお父さんお母さんに近づいてもらって、桜とお子さんの距離を離して撮影するのがおすすめです。
2.桜と子供の撮影におすすめの機材
桜と子供の撮影におすすめの機材はこちらです。
おすすめカメラ | ミラーレスカメラ |
おすすめレンズ | 24-105mm F4などの標準ズームレンズ 50mm F1.8などの明るい単焦点レンズ |
桜と子供の撮影は基本的に外なので明るさは十分あるものの、子供が動き回ることが予想されるため、子供撮影に適したミラーレスカメラがおすすめです。
関連記事:子供撮影に最適なカメラ
また、桜を広く取り入れたり、一方で近づいてアップで撮ることもあるため、レンズはなるべく明るめの標準ズームレンズが必須です。印象的なぼけ味を楽しめる明るい単焦点レンズもあると重宝します。
メーカーごとにおすすめ機種をまとめます。
ニコン
ニコン Z6II フルサイズミラーレスカメラ | NIKKOR Z 24-120mm f/4 S Zマウント 標準ズームレンズ | NIKKOR Z 50mm f/1.8S Zマウント 単焦点レンズ |
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Z6IIは特に連写速度が14コマ/秒と優れているので、運動会やスポーツなどの行事でも最高の写真を撮ることができます。その他の性能も高いレベルにあり、バランスの取れた機種。価格も他の高性能な機種に比べるとリーズナブルです。
キヤノン
キヤノン EOS RP | RF24-105mm FL IS USM | RF50mm F1.8 STM |
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こちらもフルサイズミラーレスカメラの中では最も安い部類の機種。必要十分な機能を備えており、初心者におすすめの1台。
今回紹介したキヤノンのレンズはこちらの記事で詳細にご紹介しています。
ソニー
ソニー α7IV | FE 24-105mm F4 G OSS 標準ズームレンズ | Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA 単焦点レンズ |
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最新機能の詰まった万能な1台。特に手振れ補正アクティブモードが優秀で、動画の歩き撮りもできる。
私はα7IVを発売日に購入し、現在使い倒しています
今回紹介したソニーのレンズはこちらの記事で詳細にご紹介しています。
もし、桜の花だけアップで撮るならマクロレンズがおすすめです。中望遠マクロレンズはスナップにも最適なのでおすすめです。
迷ったらレンタル
カメラはそれなりにお値段がしますから、いきなり買うのは少しためらってしまいますよね。店頭でも少しはさわることができますが、外へ持ち出したり、我が子をどんな風に撮れるのか、買う前に試してみたいと思いませんか。
ワンシーズンだけちょっと使ってみたいという方は、カメラやレンズをレンタルできるサービスを利用すると機材の良さを実感できます。
例えば春先だけ使い倒してみたい、という場合にはレンタルサービス20社を徹底的に調べて比較した結果、品揃え・値段・サービス内容ともに充実した「GooPass」がおすすめです。
関連記事:おすすめカメラレンズ機材レンタル比較
期間を気にせず使いたい人
いろいろな機材を試してみたい人
例)〇〇を今使ってみたい
例)桜の撮影、天気が悪ければ延期したい
例)春先お出かけで使いたいから長く借りておきたい
- 品揃え充実
- サブスク型で長期でも安い
- 途中で機材を交換できる
レンズも買うと高いので、シチュエーションに合ったレンズを試してみるのがおすすめ
3.まとめ
この記事では、
- 桜と子供の撮影の4つのコツ
- 桜と子供の撮影におすすめのカメラとレンズ
を解説しました。
この時期は進級・進学等とも重なりますよね。後から振り返った時に、我が子の成長と重ねながら見るとこみ上げてくるものがあります。
≫幼稚園・保育園の入園式の撮影5つのコツ
桜が撮れる時期はほんのわずかです。撮影に関することは事前にこの記事で予習しておき、当日は家族みんなで撮影を楽んでくださいね。
大切なイベント撮影の一助になれば幸いです。
撮り終えたら写真をレタッチしてみるともっと魅力的な写真に仕上げることができます。ぜひこちらの記事を活用してみてくださいね。