「ぬい撮り」とは、ぬいぐるみ自身のストーリーを撮影するものです。「ぬいぐるみ」と「撮る」を合わせた造語と言われています。
大好きなぬいぐるみや推しのぬいぐるみを主役に、旅行やカフェを体験しているところをSNSなどにアップする人が増えています。まさにぬいぐるみが主役のフォトメモリーといったところです。
この記事では、我が家の娘が愛してやまない「ぬい」を通して、ぬい撮りのコツをお伝えします。
1.ぬい撮りのコツ5選
ぬい撮りのコツは次の5つです。
詳しく解説します。
ぬいぐるみを整える
ぬい撮りでは、ちょっとしたことでぬいぐるみや人形が持つ個性や表情を引き出すことができます。
例えば、毛並みが長いぬいぐるみの場合は、整え方で表情が変わります。
また、タグなど人工的なものは取ってしまいましょう。
そうすることでよりいきいきした写真となることでしょう。
シチュエーションを想定する
ぬい撮りでは、シチュエーションを想定することで写真にストーリー性を持たせることができます。
例えば、季節に応じた小物を取り入れたり、特定の場面を再現したりすることです。
また、撮影場所や構図もシチュエーションに合わせて選ぶことが大切です。
背景を考える
ぬい撮りにおいて、背景の選び方は重要です。
撮影場所や背景の色や模様などによって、ぬいぐるみの印象が大きく変わります。
ぜひ、背景の選び方にはこだわりましょう。
背景がごちゃごちゃする場合は、ぼかして整理することもテクニックの一つです。
ぬいぐるみの目線になる
ぬい撮りでは、ぬいぐるみの目線になることもポイントです。
ぬいぐるみの目線の方向に合わせて、カメラの位置や角度を調整することで、そのぬいぐるみの気持ちになったシーンが撮影できます。
ぬいるぐみに共感できるような1枚が印象的なぬい撮りの作品です。
明るさを調節する
普通の写真でもそうですが、ぬい撮りでは特に光の当たり方は作品に大きな影響を与えます。
そのため、撮影する環境に応じて、露出や明るさを調整することが大切です。
また、撮った後に編集ソフトを使って、写真の明るさを調整するとより良い作品になります。
写真編集のRAW現像・レタッチについてはこちらの記事を参照ください。
2.ぬい撮りのマナーを守ろう
ぬい撮りの際は、一定のマナーを守ることが大切です。
せっかくのぬい撮りでトラブルを招いてしまうと、楽しむことができなくなります。
この章ではぬい撮りの際に大切なマナーをお伝えします。
それでは詳しく解説します。
周囲の迷惑にならないようにする
ぬい撮りの際には、周囲の人たちに迷惑をかけないようにすることが第一です。
ぬい撮りはあくまで個人的な趣味の範囲です。公共の場所での撮影は周囲の人たちに迷惑になることもあります。
場所によっては、撮影に制限がある場合もありますので、あらかじめ確認しておきましょう。
撮影中は周囲に配慮し、長時間場所を占領したり、通行人や他の利用者に迷惑をかけないように注意しましょう。
著作権・肖像権を尊重する
ぬい撮りで撮影した写真をSNSやブログなどで公開する場合、著作権や肖像権を尊重しましょう。
キャラクターものなどぬいぐるみにも著作権が存在することがあります。
権利の無断使用や二次利用にならないように注意しましょう。
また、周囲の人が写りこんだ写真には肖像権が発生します。許可を取るか、それができなければその写真は公開しないようにしましょう。
私有地への無断侵入は避ける
ぬい撮りは、撮影に適した場所を求めて外出して撮る機会が多くなります。
その際、いい場所が見つかったからと言って私有地に無断で入ることは絶対に避けましょう。
無断侵入は法律で禁止されており、トラブルに発展する可能性があります。
私有地で撮影する際は管理者に必ず許可を取るようにしましょう。
3.まとめ:ぬい撮りはマナーに気を付けながら工夫して楽しもう
この記事では、
- ぬい撮りのコツ
- ぬい撮りのマナー
についてご紹介しました。
旅行やお出かけの際に、お気に入りのぬいぐるみを持っていくと、簡単にぬい撮りを始めることができます。
これまでの外出とは一味違った楽しみ方ができるようになります。
また、ぬい撮りは自分で撮って楽しむだけでなく、SNSに投稿したり、サークルなどのコミュニティに入ることで同じ趣味の人と交流を深めることができます。
自分の好きなことを通して共通の趣味の人を見つけることができるので楽しみ方が広がっていきます。
みなさんもぜひぬい撮りにチャレンジしてみてください。
なお、ぬい撮りにはレンズ交換式のミラーレスカメラがおすすめです。
背景を大きくぼかして雰囲気を出したり、画角を変えて様々な構図で撮ることができるためです。
ミラーレスカメラのおすすめ機種はこちらの記事をご覧ください。