河津桜の撮り方|早咲きの桜を写真に|三浦海岸

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先週、一足早く咲く桜、河津桜を撮りに行ってきました。

桜を撮る場合、大きく2つの考え方があります。

・桜を被写体として撮りたい
・ある被写体を桜を背景に撮りたい

今回は両パターン撮ったのですが、今回記事にしたのは桜をメインの被写体とした写真です。

使ったのは2台
ソニーα7ⅣFE 90mm F2.8 Macro G OSS
ニコンZ50NIKKOR ZDX 16-50mm f/3.5-6.3 VRで撮影

1.河津桜とは

早咲きの桜として有名。ソメイヨシノより一足早く、場所によって1月下旬ごろから咲き始める。静岡県河津町で発見されたことが名前の由来となっており、名所として知られています。

通常の桜より大きめの花びら、そして濃い目のピンクが特徴で、開花から1か月程度咲き続けます。

2.河津桜の花を活かした写真の撮り方

河津桜の花を活かした写真の撮り方のポイントは次のとおりです。

  • 色数を絞る
  • ボケを作る
  • 補色の効果を利用する
  • 桜を背景にする

ポイント1:色数を絞る

めいっぱい絞りを開放。花も背景も濃い目のピンクをメインに据えて撮ると、河津桜の華やかさが際立ちます。

色数を絞り桜のピンクをメインに据えた写真
シチミカメラ:α7Ⅳ 90mm 絞り優先オート(F2.8・1/500秒) ISO100
しちみ
しちみ

離れて撮ると、細い枝が風で揺れるためピント合わせが難しいです

ポイント2:ボケを作る

花に近づき、バックの花との遠近差を活かして大きくボケを作りました。

遠近差を活かしバックをボケさせた河津桜の写真
シチミカメラ:Z50 50m 絞り優先オート(F6.3・1/4000秒) ISO1400

ブレを抑えるため、ISOをあげています。

point

ISOをあげると写真が明るく、そしてブレにくくなる。ただし、画面にノイズ(ざらつき)が出やすくなる。

▼ISOについてはこちら

ポイント3:補色の効果を利用する

河津桜は一般的な桜よりピンクが濃いので、個人的には明るくふんわりした感じの写真よりも、くっきりと色を目立たせる撮り方の方が好みです。

空の青さを利用し補色の効果で桜の色を際立たせた写真
シチミカメラ:α7Ⅳ 90mm 絞り優先オート(F2.8・1/200秒) ISO100
しちみ
しちみ

太陽光がうまく当たると、花が生き生き見えます!

ポイント4:桜を背景にする

実は後部車両ですが。歩道から連写しました。

桜の下を通る京急の写真
シチミカメラ:Z50 20mm 絞り優先オート(F3.8・1/4000秒) ISO1400
point
  • 時刻表を確認…駅から何分程で通過するか予測して構える。
  • 線路の正面ではなく斜めから…正面から撮ると桜と電車が離れてしまうため、少し斜めからの方がおすすめ。花が電車にかかるような位置から撮りたい。
  • カメラは連写モードで…電車を一発でいい位置に納めるのは難しいので、ぜひ連写モードで挑戦したい。

3.まとめ:三浦海岸は河津桜と菜の花がいっぱい

今回訪れたのは、神奈川県三浦市、三浦海岸。

京急三浦海岸沿線の桜並木です。駅から三崎口方面へ少し歩くと、菜の花の黄色とともに河津桜の鮮やかなピンクが出迎えてくれます。

地元の野菜直売所なども散見され、お値打ち野菜に目移りしますよ。

タバス子
タバス子

以前行った時には三浦大根の引抜体験をしている畑もあり子供が大喜びでした。

しちみ
しちみ

三崎まぐろも有名だね。食べたい。

当ブログでは、様々なシチュエーションの撮影のコツを記事にしています。ぜひ併せてご覧ください。