こんにちは、しちみです。
キヤノンRFマウントのカメラを検討している方、もしくは既に購入した方、こんな悩みはありませんか?

どのレンズを買えばいいの?
おすすめの純正レンズは?

その疑問、お答えします!
当ブログでは、カメラ初心者がキヤノンで選ぶとすれば、RFマウントのカメラR6やRPをおすすめしています。
今回はR6/RPだけではなくキヤノンRFマウントフルサイズ機のどれに付けるのもおすすめできる、間違いのない最初の3本をご紹介します。
RFマウントカメラに最初に付けるおすすめの純正レンズ
それでは、カメラ歴15年、マスター1級のしちみがお送りします。
1.RFマウントユーザーが最初に買うべき純正レンズ3つ
RFマウントユーザーがが最初に買うべき純正レンズとして、マストバイなのは次の3本です。
それぞれのレンズの紹介と、おすすめの理由をお伝えします。
1-1.RF24-105mm F4 L IS USM
名称 | RF24-105mm F4 L IS USM(型名:RF24-10540LIS) | ||
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対応フォーマット | フルサイズ | 最大撮影倍率 | 0.24倍 |
焦点距離 | 24-105mm | フィルター径 | Φ77mm |
開放絞り | F4 | 手振れ補正 | レンズ内手ブレ補正方式 |
最小絞り | F22 | サイズ | Φ83.5 x 107.3mm |
絞り羽根 | 9枚 | 質量 | 約700g |
最短撮影距離 | 0.45m | 発売時期 | 2018年10月 |
①なんでも撮れる万能な焦点域
②印象的な画が撮れるボケと画質
③使いやすいサイズ重量と機能
それぞれ見ていきましょう。
①なんでも撮れる万能な焦点域
焦点距離24-105mmというのは、広角~中望遠までカバーできる万能な焦点域です。
風景、スナップ、ポートレート、ちょっとした発表会や舞台など日常のシーンはほとんどこれ1本で撮れます。特に、どんな被写体が撮れるか分からない荷物の限られた旅行に最適です。
さらにR6やRPの機能のAPSCクロップを使用すると、焦点距離を1.6倍の約170mm相当の望遠域まで伸ばすことができ、動物やスポーツなどさらに撮れる範囲が広がります。
このように24-105mmというのは撮影範囲の広い万能な焦点域です。
②印象的な画が撮れるボケと画質
開放F4という明るさと、ズーム全域でのF4通しという特徴から、室内や夜景など暗い場面でも良く撮れますし、背景をぼかした写真も撮ることができます。
ボケ具合もなめらかできれいです。
さらにMTF(解像度)が高く、ピント面はカリカリに写るため、被写体を浮かび上がらせるような印象的な画が撮れます。
解像度とボケを両立しているため作品の味付けを変えることができ、風景からポートレート、そして夜景まで幅広いシチュエーションに生かすことができます。
③使いやすいサイズ重量と機能
これだけ高性能だとサイズ重量が大きくなりがちなのですが、このレンズは持ち運びに適した実用的な範囲に収まっています。
カメラにつけっぱなしで1日中首から下げても負担になりません。
また105mmという焦点距離で留めることで全長も短く、カバンに収納しやすいです。
以前のEFレンズに比べ11mmも全長が短くなってコンパクトになりました。
レンズ内手振れ補正が付いており、手振れにも強く、特に望遠側で効果を発揮します。
ボディに手振れ補正の付いていないRPでも5段分という業界最高クラスの補正性能を発揮し、強力にサポートしてくれます。
初心者にとってもどんなフィールドでも使いやすい万能なレンズです。
苦手なシーン・物足りないところ
正直これ1本でも十分と思えるほど万能なレンズですが、どんなレンズでもそうであるようにやはり苦手なシーンや少し物足りないところはあります。
まず望遠端が105mmまでなので、子供の運動会やサッカーの試合、野鳥や小動物など、近寄れないシーンでは物足りなさを感じます。
とりあえず広く撮っておいて後から切り出すなど、やりようはあるのですが、画素数が落ちてしまうため、やはりフルサイズを生かせる望遠レンズは別に1本あるといいです。
この後紹介する望遠レンズをセットで持つことをおすすめします。

このレンズのズーム機能はあくまで近距離、中距離向けなのね。
また、ズームレンズでは明るいほうのF4というF値ですが、印象的な作品を撮ろうとすると、もっと背景をぼかしたくなったり、明るさがほしくなったりします。
その場合は次に紹介する単焦点レンズを追加で持つことをおすすめします。
最後に万能性を考えると十分許容範囲のサイズと重量ですが、被写体が決まっている場合はもっと小型で取り回しを重視したレンズのほうがよりシャッターチャンスが増えると思います。その場合も単焦点レンズをおすすめします。
1-2.RF16mm F2.8 STM
名称 | RF16mm F2.8 STM(型名:RF1628STM) | ||
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対応フォーマット | フルサイズ | 最大撮影倍率 | 0.26倍 |
焦点距離 | 16mm | フィルター径 | Φ43mm |
開放絞り | F2.8 | 手振れ補正 | なし(ボディ側で対応) |
最小絞り | F22 | サイズ | Φ69.2 × 40.2mm |
絞り羽根 | 7枚 | 質量 | 約165g |
最短撮影距離 | 0.13m | 発売時期 | 2021年10月 |
①超広角16mmの世界を超お手軽に楽しめる
②寄れる
それぞれ見ていきましょう。
①超広角16mmの世界を超お手軽に楽しめる
超広角16mmのワイドの世界を、これだけお手軽に楽しめるレンズはなかなかありません。
普通16mmというと、特殊なレンズであまり使うことは無いように思いますが、実は使ってみるととても楽しめるレンズです。
普通の画角は先ほど紹介した24-105mm F4に任せ、せっかく単焦点を買うなら、この16mmがおすすめです。
もともと超広角は背景がボケにくいので、F2.8という単焦点にしては少し暗めのF値もそこまで気になりません。超広角は手振れもしにくいので、手振れ補正無しでも問題にならないでしょう。
なんといっても4万円台というお安い価格で16mmが買えるのがすごいです。
また、サイズと重さも大変コンパクトで、旅行に1本追加で持って行っても全く邪魔になりません。つけっぱなしでスナップレンズとして使うのもおすすめです。
このレンズはRFマウントのメリットになるくらいのとてもお求めやすい超広角レンズです。
②寄れる
これほど小型軽量でお安いレンズですが、13cmまで寄れて、最大0.26倍の大きさで撮れるという、マクロレンズ的な使い方ができるのも驚きです。
少し端のほうは歪みますが、旅行の際に料理を撮ったりテーブルフォトにも十分使えます。
超広角で13cmまで寄って撮ると、とても面白い画になります。
工夫次第で自分なりの独特の画が撮れる大変遊び心をくすぐるレンズです。
ぜひ一度使ってみてほしいです。
苦手なシーン・物足りないところ
このレンズを使うなら最初から分かっていることですが、16mmは広すぎて使いどころを選ぶ画角です。
これ1本で撮るというのはなかなか勇気がいります。先ほど紹介した24-105mmなどの標準レンズと併せて使うことをおすすめします。
またF2.8という少し暗いF値も相まって、単焦点レンズ独特のボケを楽しむ、というのはなかなか難しいレンズです。
ボケを楽しみたい方は、35mm F1.8や50mm F1.8などのオーソドックスな単焦点をおすすめします。
ただ、16mmをこれだけ気軽に使えるレンズはなかなかないため、RFマウントユーザーにはぜひこの16mmをおすすめしたいです。
1-3.RF100-400mm F5.6-8 IS USM
名称 | RF100-400mm F5.6-8 IS USM(型名:RF100-400ISUSM) | ||
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対応フォーマット | フルサイズ | 最大撮影倍率 | 0.41倍 |
焦点距離 | 100-400mm | フィルター径 | Φ67mm |
開放絞り | F5.6-8 | 手振れ補正 | あり |
最小絞り | F32-45 | サイズ | Φ79.5 × 164.7mm |
絞り羽根 | 9枚 | 質量 | 約635g |
最短撮影距離 | 0.88m | 発売時期 | 2021年10月 |
①400mmの超望遠の世界が超お手軽に楽しめる
②0.41倍の拡大倍率
それぞれ見ていきましょう。
①400mmの超望遠の世界が超お手軽に楽しめる
このレンズもRFマウントを特徴付ける、唯一無二の超望遠レンズです。
400mmという超望遠にもかかわらず、9万円台という信じられないくらいお安い価格と635gという超軽量で使うことができます。

同じ400㎜の超望遠で比べると、他社レンズも含め圧倒的に軽いです!
「超」の連発も伊達じゃない!
これほどまでにお手軽な超望遠レンズは他に無いので、他のマウントユーザーからは羨ましがられるほどのレンズです。
ちなみに、同じRFマウントにはRF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMという超望遠レンズもあるのですが、そちらは重さが1370gで40万円もします。
今回ご紹介しているレンズは、重さ半分以下、値段は1/4以下という驚異的なお手軽さです。
それなのに写りやフォーカス性能は評価が高く、初心者が使っても使いやすく十分満足できる超望遠レンズです。
子供の運動会や、野鳥撮影にぜひおすすめします。
②0.41倍の拡大倍率
0.41倍という拡大率も大きな魅力です。
マクロレンズとしても使えるほどの倍率なので、近寄れない花や虫、小動物を大きく撮るのに適しています。
さらにテレコンとAPSCクロップを併用すると驚異の1.3倍まで拡大することができます。
望遠マクロとして、また違った使い方ができるレンズです。
苦手なシーン・物足りないところ
唯一欠点と言えるのは、望遠端はF8と暗い点です。
夜景など暗いシーンではノイズが増えて画質が落ちます。
ただ、そこも使い方の工夫次第で改善できるのと、超望遠レンズであまり暗いシーンを撮ることは少ないので、欠点になりにくい点とも言えます。
画角的には100mmからしか使えないということで、望遠域限定のレンズですが、1本目に紹介したRF24-105mm F4と焦点距離のつながりもよく、2本を併用することでほとんどの撮影領域をカバーできる盤石なセットになります。
2.まとめ
この記事では、RFマウントカメラユーザーへぜひおすすめしたい最初に買うべきレンズをご紹介しました。
📷RF24-105mm F4 L IS USM
⇒1本で望遠域以外ほとんどのシーンに対応できる万能なF4通しズームレンズ
📷RF16mm F2.8 STM
⇒超広角をお気軽に楽しめる16mm
📷RF100-400mm F5.6-8 IS USM
⇒超望遠をお気軽に楽しめる100-400mm
と特徴の違う3本をご紹介しました。
特に16mmと100-400mmは他のマウントにはない、RFマウントの特長となるレンズです。
超広角から超望遠まで、この3本を揃えると、ほぼすべての撮影シーンに対応できる、とてもバランスのいい機材セットになります。
ぜひこの3本を初心者の方にもおすすめしたいです。
迷ったらレンタルしてみる
カメラやレンズはそれなりにお値段がしますから、いきなり買うのは少しためらってしまいますよね。店頭でも少しはさわることができますが、外へ持ち出したり、我が子をどんな風に撮れるのか、買う前に試してみたいと思いませんか。
購入前にちょっと使ってみたいという方は、カメラやレンズをレンタルできるサービスを利用すると機材の良さを実感できます。
レンタルサービス20社を徹底的に調べて比較した結果、品揃え・値段・サービス内容ともに充実したAPEX RENTALS
がおすすめです。
関連記事:おすすめカメラレンズ機材レンタル比較

例えば、この記事内で紹介したレンズRF24-105mm F4 L IS USM。APEX RENTALS
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キヤノンRFマウントに対応したレンズを多数取り扱っているよ
まずは試しに、いっぱい使ってみることをおすすめします。