【作例あり】便利ズーム1本で旅行|FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS

この記事でわかること
  • 便利ズームレンズのレビュー
  • 便利ズームレンズの家族旅行の作例

便利ズームレンズってご存知ですか?

広角から望遠域まで1本のレンズでズームができる、その名の通り便利なズームレンズのことです。

ただ1つ懸念があって、F値がそんなに明るくないのです。

それもあって今まであまり使っていなかったのですが、家族旅行にあたり、思い切って便利ズーム1本で撮ってみることにしました。

結論:思った以上に様々なシーンで使えて、思った以上に便利でした笑

今回、その便利ズームレンズのレビューと、家族旅行での作例をお伝えします。

カメラ歴15年でフォトマスター1級、6歳と4歳の子供と一緒に毎週末カメラを楽しんでいるしちみがお送りします。

1.家族旅行におすすめの便利ズーム

7月。1泊2日の家族旅行。

荷物はできるだけ増やしたくない。

そんな条件のもと選んだ便利ズーム。今回旅行に持っていくのはこちらの1本だけ。

レンズ:FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS

まずはレンズ。ソニーEマウント、定評ある純正の便利ズームです。

24mmから240mまでと、なんと10倍ズームできます。

その代わり、F値が暗め。240mmではF6.3です。普段使っている標準ズームのF4に比べて、1と1/3段暗くなっています。

果たして便利さと引き換えにこのF値の暗さが結果にどう出るのか?

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カメラ:α7IV

最近は信頼しきっている安定のソニーα7IV。どんなシーンでもなんでも撮れます。

2.便利ズーム1本で家族写真を撮ってみた

家族旅行の日程は下記のとおりです。体験多めの旅行です。

旅行日程

ちょっと天気が心配でしたが、子供の作ったてるてる坊主のおかげ?で、なんとか持ちそう。

早速出発です!

2日間の中で便利ズームを使って撮影した写真。大きく5つのシーンに分けて紹介します。

曇りの日の屋外撮影

まずは小田原城。やっぱり雨が降ってきました…。

雨空では小田原城もあまり映えませんが、広角で撮ると迫力ありますね。

F値が暗いのですが記念写真だと絞るのであまり問題ありません。

曇りの日に便利ズームレンズで撮影した小田原城
24mm

小雨の中でも、このくらい撮れました

続いて箱根湯本駅。温泉街の風情が感じられます。

曇りの日の屋外撮影で遠方の建物までしっかり写っている様子
35mm

撮影日は7月でしたが、しとしとと梅雨のような天気。

奥の山あいの建物までしっかり解像してますね。

曇りの日の屋外撮影
100mm

川沿いの旅館と山を入れて1枚。

深深と降る雨の日独特の温泉街の雰囲気が伝わります。

暗い室内での撮影

先ほどの小田原城公園内にあるNINJA館。

忍者体験ができるアトラクション施設になっています。

中は薄暗く子供は動き回る。最悪の撮影コンディションです。

光る蓮の葉渡り。

暗い室内での撮影例(Ninja館)
24mm

地蔵隠れ。

やはりF値が暗いと手ブレしますね。ISOも12800くらいまで上がってしまっています。

暗い室内での撮影例(Ninja館顔はめパネル)
75mm

NINJA館は便利ズームには厳しいシーンでした。

しちみ
しちみ

とはいえ「この暗い室内で動き回る子供たち」という難条件でこれだけ撮れれば十分ですよね?

小田原城 銅門(あかがねもん)内での撮影はどうでしょうか。

小田原城銅門ズームで撮影した室内写真
125mm

中は薄暗かったですが、窓の光があるため、先ほどのNinja館よりは印象的に撮れました。

子供が武将と談合しています笑

小田原城銅門引きでで撮影した室内写真
24mm

門内は意外と広いです。ズームレンズなので、寄りも引きも撮影できるのが嬉しいです。

24mm

小田原改札には、大きな提灯が下げられていました。

旧東海道の城下町。街全体に歴史の薫りが感じられました。

また晴れの日に来たいです。

明るい室内での撮影

さて箱根登山鉄道で風祭駅に移動して、鈴蒲かまぼこ博物館に来ました。

ここではあげかま手作り体験ができます。予約必須です。

中はキレイでしたが、コロナ対策で参加者だけキッチン内に入り、撮影者は外から撮るシステムでした。

明るい室内での撮影で望遠ズームが威力を発揮した写真
24mm

子供たちは中へ、親は外から撮影します。距離感はこんな感じ。

便利ズームの望遠撮影が威力を発揮します。

明るい室内での撮影で望遠ズームによって子供たちの表情をしっかりとらえた写真
130mm

離れたところから撮っても、子供たちの真剣なまなざしをアップで撮ることができました。

かまぼこ作りに興味津々です。

明るい室内での撮影で望遠ズームによって子供たちの表情をしっかりとらえた写真その2
240mm

かまぼこのすり身に材料を入れていきます。

真剣そのもの。

70mm

できたよって見せてくれました。4歳なりに作ったいびつな形がかわいい(親バカ)。

明るい室内での撮影に自然光が加わった状態で撮影した写真
240mm

講師の方が揚げてくださって、贈呈式。後ろから自然光が入り少し明るめ。これも便利ズームの望遠端で撮れました。

明るい室内で寄って撮影した写真その1
40mm

出来立てのあげかま見せてくれました!思ったより大きいです。

35mm

もちろんその場で食べます。

自分で作ったできたてのあげかまは最高だったようです!体験はいい思い出になりますよね。

タバス子
タバス子

食育にも、魚への関心UPにも、最高です

寄って撮影

今度は箱根湯本駅に移動して、箸置きガラス細工体験です。

ベースのガラス板に、のりでデコレーションガラスを貼り付け、後日焼き固めて郵送してくれるというもの。

55mm

こちらも子供たちは真剣そのもの。4歳の息子は感性に任せてぱぱっと完成させました。

明るい室内で寄って撮影した写真その2
55mm

6歳の娘は時間ぎりぎりまで構成に悩んで、最終的に納得のいく飾りつけができました。

小さい作品に寄って撮影した写真
240mm

だいぶ小さい箸置きですが、このレンズでは0.27倍の大きさまで寄って撮ることができます。

ガラス細工もきれいに撮れました。

ここまで寄れるとは思っていなかったので、いい誤算でした。

明るい屋外での撮影

2日目、旅行先まで娘が持ってきたてるてる坊主のおかげでばっちり晴れました!

幸先のいいスタートです。

明るい自然光のもとで撮影した写真
24mm

元の写真はこちら。このレンズでも背景がばっちりボケます。背景の緑がきれいですね。

大型プール施設、大磯ロングビーチに来ました。
(場内は撮影可能。ただし、水中での撮影や無断で他のお客さまを撮影することは禁止です。)

明るい屋外で撮影した写真
240mm

子供たちは早速流れるプールへ。

明るい屋外で望遠と連写機能を生かして撮影したスライダーの写真その1
150mm

スライダーは並んでやっと滑れました。

最後のカーブで姿が見えてから下降までは一瞬ですが、α7IVの連射機能のおかげで、カメラ初心者のタバス子でも絶好のシーンを納めることができました

娘は怖がって歯を食いしばってる笑

明るい屋外で望遠と連写機能を生かして撮影したスライダーの写真その2
150mm

そして着水。

水しぶきがすごいですね。シャッタースピードを早くすると、水しぶきのあがる迫力ある画になります。

いやはや、こんなことになってたとは。

明るい屋外では望遠により背景をぼかし気味にした写真
120mm

背景をぼかし気味にし、被写体を印象付けた写真も撮れます。浮き輪2連?マイペースな息子は、まったり楽しんでます。

大磯ロングビーチの全景が見渡せる、端の高台にパラソルを借りました。

明るい屋外で広角24mmによってダイナミックに撮影した写真
24mm

広角24mmだとここまでダイナミックに撮れます。このプールの広さがよく分かりますね。

遠くには箱根の山も見えます。

明るい屋外で望遠端で撮影した写真
240mm

今度は同じ位置からぐっとズームして望遠端で撮ってみました。

圧縮効果で手前のパラソルと奥のプール、さらに奥の売店がぐっと1枚に納められました。

にぎわいが伝わると思います。圧縮効果で、実際の込み具合より若干増して見えますが、雰囲気が伝わる画となります。

明るい屋外で被写体に近づき玉ボケを表現した写真
240mm

被写体に近づき、遠くの背景と光を取り込むことで、キラキラした玉ボケを表現できます。F値が暗めのレンズですが、外での撮影では問題なし。

閉園ぎりぎりまで流れるプールで流れて、大満足の子供たち。帰りの電車では一瞬で寝たことが子供の満足度を物語っていました。短い日程でしたが、いい家族旅行でした。

結論:便利ズームは思った以上に便利だった

さて、今回便利ズーム1本で旅行を撮ってみました。

さすがに室内のあえて暗くしてあるシーンでは限界を感じましたが、それ以外のシーンでは画質的には全く不満を感じませんでした。

それよりもレンズを複数持ち運んだり、交換する煩わしさから解放されて、とてもフットワーク軽く撮ることができたと思います。

広角のダイナミックな撮影から、望遠での圧縮効果を狙った写真、背景をぐっとぼかした印象的な写真など、撮りたい写真に合わせて意図通りに使うことができ、大満足なレンズでした。

色々と荷物が増えたり、写真を撮る時間が限られる家族旅行に最適な1本でした。

タバス子
タバス子

子連れ旅行は荷物を少しでも軽くしたいですもんね!

2.まとめ

この記事では

  • 便利ズームレンズの有効な使い方
  • 便利ズームレンズでの家族旅行の作例

をご紹介しました。

今回、便利ズームを1本だけ家族旅行に持って行った結果としては、思った以上に便利に撮れました。

確かに、暗い屋内など、苦手なシーンも露呈しましたが、明るい場面では室内でも屋外でもしっかり撮ることができました。

何より広角から望遠まで1本で済ませることができれば、荷物が軽くなるので、メリットの方が大きかったです。

普段ならレンズを付け帰るのが面倒であきらめるシーンでも、つい撮ってみたくなり、結果として残したい写真が増えました。

便利ズームに明るい標準の単焦点レンズなどを組み合わせるともっと威力を発揮しそうです。

1本で万全というわけではないですが、1本持っていると便利なおすすめのレンズです。

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