様々なカメラを使ってきて実際にVlog撮影やYoutube投稿を行った経験から、VlogやYoutube撮影に適したカメラの比較ポイントとおすすめのカメラ6選をご紹介します。
この記事を読めば、Vlog(ブイログ)撮影やYoutube撮影に向け、どのカメラを選べばいいか迷っていたあなたも、ぴったりのカメラが見つかります。
それでは、カメラ歴15年でフォトマスター1級、しちみがお送りします。
1.Vlog/Youtube撮影のカメラの選び方
Vlog/Youtube撮影のカメラを選ぶ際の比較ポイントは次の5つです。
それぞれ解説します。
≫先におすすめカメラを見たい方はクリックしてジャンプ
手振れ補正:歩き撮りできる
VlogやYoutubeの撮影では、歩きながらやカメラを動かしながら撮ることが多いもの。
そのため手振れ補正性能が重要です。
特に動画では、手振れがひどいと後から見直したときに、酔ってしまうような見るに堪えない映像になってしまいます。
最近のカメラには、アクティブモードやアクションモードといった、歩き撮りに対応した手振れ補正機能を備えたカメラがあります。
VlogやYoutube撮影を行う際は、必ず手振れ補正性能をチェックしましょう。
画角:自撮りができる
VlogやYoutube撮影だと撮影者を画面の中に入れて状況を説明したり話したりするシーンも多いです。そのため、特に手持ちで自撮りできるかどうかが重要な要素といえるでしょう。
自撮りできるかどうかはカメラの画角をチェックします。
自撮りに適した画角…フルサイズ換算で16~24mm
16~24mmであれば自撮りが可能な画角なので、カメラの画角がこの範囲で使えるかをチェックします。
中でも特に20mmが手を自然に伸ばした状態で無理なく自撮りできる画角と言われています。
16mmは少し広すぎて顔が小さくなったり、逆に24mmだと少し狭くて持ち手をなるべく伸ばす必要がありますが、許容範囲といえるでしょう。
レンズ交換式のカメラであれば、この画角域のレンズを用意すればよいですね。
注意する点としては、手振れ補正機能や4K機能をONにするとクロップ(範囲が切り取り)されて画角が少し狭くなることがあります。撮影時にどれくらいクロップされるかも確認して適した画角のカメラやレンズを選びたいです。
小型軽量:長時間の手持ち撮影ができる
手持ちで長時間撮影するVlogやYoutube撮影では、小型軽量であることも重要です。無理なく長時間の撮影を行えます。
経験的に、撮影状態で500g以下であれば全く負担に感じることなく長時間撮影することができます
1kg以下であれば少し重さを感じますが、1日程度の撮影は十分こなせます。
1kgを超えてくると、腕や肩に負担を感じます。
どれくらいの重さまで耐えられるかは個人差がありますが、VlogやYoutube撮影向けのカメラを選ぶ上ではぜひ頭に留めておくべき点です。
画質:高画質に撮影できる
編集や音楽にもこだわってオリジナリティのある映像を作ろうとすると、画質が重要になってきます。
画質を決定づけるのはカメラのセンサーのサイズです。
センサーのサイズが大きいほど解像度も高く、ボケも大きく綺麗で、暗所ノイズも少ない、つまり画質がいい、ととらえられる映像が撮れます。
ただし、一般的に、センサーサイズが大きければ画質はきれいになるものの、カメラのサイズもアップします。
画質がある程度きれいで手軽なカメラを選ぶか、画質がとてもいい本格的なカメラを選ぶか、自分の使い方と相談してみましょう。
参考記事:【徹底解説】デジタルカメラのセンサーサイズとは?【違いと特徴】
その次に、レンズの性能や、画像処理性能などが関わってきます。
バッテリー:長時間録画とバッテリー交換ができる
最後にバッテリーの持ち具合も撮影をストレスなく行うための重要な要素です。
1度の充電でどれくらい長時間撮影できるか、という点はもちろんのこと、バッテリーが切れてもすぐ予備バッテリーに交換できることはさらに重要です。
1つのバッテリーでの最大撮影時間とバッテリ―交換ができるかをチェックしておきましょう。
2.Vlog/Youtube撮影におすすめカメラ6選
以上のポイントを踏まえてVlogやYoutube撮影におすすめのカメラを厳選して6つご紹介します。
Vlog撮影に重要な歩き撮り性能と画質という軸でマッピングすると次のようになります。
それではスペック比較と併せて一覧にしてご紹介します。
評価結果
機種名 | メーカー | 評価 | 評価理由 | 合計点 |
POCKET2 | DJI | 手振れ補正:5 自撮り:4 小型軽量:5 画質:2 バッテリー持ち:3 | 19 | |
iPhone 14 pro | Apple | 手振れ補正:5 自撮り:2 小型軽量:4 画質:3 バッテリー持ち:4 | 18 | |
ZV-1F | SONY | 手振れ補正:3 自撮り:4 小型軽量:4 画質:3 バッテリー持ち:3 | 17 | |
ZV-1 | SONY | 手振れ補正:3 自撮り:4 小型軽量:4 画質:3 バッテリー持ち:3 | 16 | |
ZV-E10 | SONY | 手振れ補正:4 自撮り:4 小型軽量:4 画質:4 バッテリー持ち:4 | 19 | |
α7IV | SONY | 手振れ補正:4 自撮り:4 小型軽量:3 画質:5 バッテリー持ち:5 | 21 |
スペック/価格
製品名 | 発売日 | 撮像素子 | 有効画素数 | レンズ焦点距離/F値 | 最短撮影距離 | 電子ズーム | 液晶モニターサイズ | 記録メディア | 防塵・防滴 | 手ブレ補正機構 | 可動式モニタ | 動画記録画素数 | 映像圧縮方式 | 動画最長記録時間 | 重量 | 幅x高さx奥行き |
POCKET2 | 2020/10/21 | 1/1.7インチ | 6400万画素 | 20mm F1.8 | 動画20cm/静止画10cm | 最大8倍 | 1.2インチ | micro SD | – | 3軸ジンバル | 固定式 | 4K60p | MPEG-4 AVC/H.264 | 約140分 | 117g | 124.7×38.1×30 mm |
iPhone 14 pro | 2022/9/16 | 最大1/1.3インチ | 最大4800万画素 | 13-77mm | 1cm | 最大15倍 | 6.1インチ | 内蔵メモリ | 〇 | センサーシフト | 固定式 | 4K60p | 非公開 | 206g | 147.5×71.5×7.85mm | |
ZV-1F | 2022/10/29 | 1インチ | 2010万画素 | 20mm F2.0 | 5cm | 最大8倍 | 3インチ | SD | – | 電子式 | バリアングル液晶 | 4K30p | 約90分 | 256g | 105.5×60.0x46.4 mm | |
ZV-1 | 2020/6/19 | 1インチ | 2010万画素 | 24-70mm F1.8-F2.8 | 5cm | 最大8倍 | 3インチ | SD | – | 光学式 | バリアングル液晶 | 4K30p | 約75分 | 294g | 105.5×60.0x43.5 mm | |
ZV-E10 | 2021/9/17 | APS-C | 2420 万画素 | 着けるレンズによる | 着けるレンズによる | 最大8倍 | 3インチ | SD・MS | – | 電子式 | バリアングル液晶 | 4K30p | MPEG-4 AVC/H.264 | 約125分 | 343 g | 115.2×64.2×44.8 mm |
α7IV | 2021/12/17 | フルサイズ | 3300 万画素 | 着けるレンズによる | 着けるレンズによる | 最大8倍 | 3インチ | SD・CFexpressTypeA/SD | ○ | センサーシフト | バリアングル液晶 | 4K60p | MPEG-4 AVC/H.264 | 約175分 | 658 g | 131.3×96.4×79.8 mm |
ここからはそれぞれのカメラについて詳しく解説します。
DJI Pocket2:安くて機動性が高い
製品名 | DJI POCKET2 |
発売日 | 2020/10/21 |
撮像素子 | 1/1.7インチ |
有効画素数 | 6400万画素 |
レンズ焦点距離/F値 | 20mm F1.8 |
最短撮影距離 | 動画20cm/静止画10cm |
電子ズーム | 最大8倍 |
液晶モニターサイズ | 1.2インチ |
記録メディア | micro SD |
防塵・防滴 | – |
手ブレ補正機構 | 3軸ジンバル |
可動式モニタ | 固定式 |
動画記録画素数 | 4K60p |
映像圧縮方式 | MPEG-4 AVC/H.264 |
動画最長記録時間 | 約140分 |
重量 | 117g |
幅x高さx奥行き | 124.7×38.1×30 mm |
その他特徴 | Active Track 3.0 美肌効果 広角レンズ15mm スマホモニター化 |
メリット | ・小型カメラを3軸ジンバルで動かし手振れをしっかり抑制 ・とにかく小型軽量 ・自撮りに適した画角20nmm ・さっとポケットから取り出しすぐ撮れる手軽さ |
デメリット | ・センサーサイズが小さく画質はそこそこ ・バッテリーが交換できないので外部バッテリーに繋ぎながら撮ることもある ・画面が小さく見づらい ・マイク性能はそこそこ |
ジンバルメーカーの大手のDJIが作る小型の3軸ジンバル一体型のカメラです。ちょこちょこ動き回るヘッド部分が可愛いという声もよく聞きます。
117gという軽量さと、動画を撮ることに特化したスタイルが、使うシーンを選びません。
レンズは20mm単焦点のため、自撮りや人物撮影、風景撮影にマッチしていますが、望遠撮影はできないので、そこは割り切りが必要です。
実際に手に持つと、女性でも握りやすく持ち出しやすかったです。ただ撮るだけならこの画面サイズでも十分。
とにかく手軽に撮りたい人向けの動画カメラです。
iPhone 14 pro:スマホ1台で機材が済む
製品名 | iPhone 14 pro |
発売日 | 2022/9/16 |
撮像素子 | 最大1/1.3インチ |
有効画素数 | 最大4800万画素 |
レンズ焦点距離/F値 | 13-77mm |
最短撮影距離 | 1cm |
電子ズーム | 最大15倍 |
液晶モニターサイズ | 6.1インチ |
記録メディア | 内蔵メモリ |
防塵・防滴 | 〇 |
手ブレ補正機構 | センサーシフト |
可動式モニタ | 固定式 |
動画記録画素数 | 4K60p |
映像圧縮方式 | |
動画最長記録時間 | 非公開 |
重量 | 206g |
幅x高さx奥行き | 147.5×71.5×7.85mm |
その他特徴 | アクションモード |
メリット | ・メインカメラの画質がいい ・スマホなのでいつでも持ち歩いて気軽に撮れる ・アクションモードの手振れ補正性能が秀逸 歩き撮りだけでなく走り撮りもできる ・3つのレンズを備え、13mmから77mまでズームもできる ・画面が大きくて綺麗 見やすい ・バッテリーの持ちはとてもいい 1日の撮影は充電いらず |
デメリット | ・センサーサイズは小さめのため、ボケ表現は苦手 ・画質のいいメインカメラでは自撮りができない 自撮りのできるインカメラでは画質がいまいち ・やはりスマホなので、撮影以外の用途でバッテリー消費しがち ・撮影時に持ちづらい。快適に撮影するためにはクリップホルダーは必須。 |
iPhone 14 proの動画性能は進化が著しいです。
走ってもほとんどブレを感じず、十分使い物になる映像が撮れました。画質もさることながら、アクションモードの手振れ補正性能は驚異的でした。
関連記事:【iPhone 14 Pro】動画手振れ補正アクションモードを検証
VlogやYoutube動画を始めてみたいと思っている人は、まずiPhone 14 proから始めてみるのもおすすめです。
ZV-1F:バランスのよいVlog入門機
製品名 | ZV-1F |
発売日 | 2022/10/29 |
撮像素子 | 1インチ |
有効画素数 | 2010万画素 |
レンズ焦点距離/F値 | 20mm F2.0 |
最短撮影距離 | 5cm |
電子ズーム | 最大8倍 |
液晶モニターサイズ | 3インチ |
記録メディア | SD |
防塵・防滴 | – |
手ブレ補正機構 | 電子式 |
可動式モニタ | バリアングル液晶 |
動画記録画素数 | 4K30p |
映像圧縮方式 | |
動画最長記録時間 | 約90分 |
重量 | 256g |
幅x高さx奥行き | 105.5×60.0x46.4 mm |
その他特徴 | 背景ぼけ切り替え機能 商品レビュー用設定 美肌効果、顔優先AE 指向性3カプセルマイク 手振れ補正アクティブモード(電子式) 動物瞳AF フィルタ径Φ40.5 クリエイティブルック 新メニュー 動画セルフタイマー 縦動画転送 動画切り出し転送 |
メリット | ・コンパクトさと画質の良さを両立 ・単焦点でレンズが飛び出ないので軽快に撮影できる。 ・手振れ補正アクティブモードを搭載し、歩き撮りも可能 ・VlogやYoutube動画に特化した様々な機能 ・20mm単焦点で自撮りもばっちり |
デメリット | ・ズームできないため映像のバリエーションは少なくなる ・ボケ味や画質はiPhoneとそこまで変わらない ・バッテリー持ちは短め 予備バッテリーは必須 |
ZV-1Fは1インチセンサーに単焦点20mmレンズを組み合わせたコンパクトデジタルカメラです。
VLOGCAMという名前が付けられているように、まさにVlog用途に作られたカメラです。
これ1台で自撮りも歩き撮りもこなし、動画として見るには画質もそこそこよく、背景ボケも生かした撮影もできます。
バランスの取れた1台といえるでしょう。
気軽に撮りたい人や、VlogやYoutube撮影の入門機として手に取ってみるのをおすすめします。
ZV-1Fについて機能性の詳細をこちらの記事でご紹介しています。
一方、ズームできないので広角の映像ばかりになってしまいます。出来栄えにこだわるなら次に紹介するカメラも使いたくなってきます。
ZV-1:ズーム・静止画撮影もお任せ
製品名 | ZV-1 |
発売日 | 2020/6/19 |
撮像素子 | 1インチ |
有効画素数 | 2010万画素 |
レンズ焦点距離/F値 | 24-70mm F1.8-F2.8 |
最短撮影距離 | 5cm |
電子ズーム | 最大8倍 |
液晶モニターサイズ | 3インチ |
記録メディア | SD |
防塵・防滴 | – |
手ブレ補正機構 | 光学式 |
可動式モニタ | バリアングル液晶 |
動画記録画素数 | 4K30p |
映像圧縮方式 | |
動画最長記録時間 | 約75分 |
重量 | 294g |
幅x高さx奥行き | 105.5×60.0x43.5 mm |
その他特徴 | 背景ぼけ切り替え機能 商品レビュー用設定 美肌効果、顔優先AE 指向性3カプセルマイク 手振れ補正アクティブモード(光学+電子式) リアルタイムトラッキング 動物瞳AF |
メリット | ・コンパクトさと画質の良さを両立 ・24mm-70mmまで光学ズームできる ・手振れ補正アクティブモードを搭載し、歩き撮りも可能 |
デメリット | ・24mmスタートは自撮りには少し狭い画角 ・沈胴式ズームは動作にタイムラグがあり煩わしさを感じることも ・ボケ味や画質はiPhoneとそこまで変わらない ・バッテリー持ちは短め 予備バッテリーは必須 |
ZV-1は1インチセンサーに24mm~70mmのズームレンズを組み合わせたコンパクトデジタルカメラです。
ZV-1Fと同じくVLOGCAMという名前が付けられているように、Vlog用途に作られたカメラです。
ズーム域が広角24mmから中望遠70mmまでと使いやすく、これ1台でほどんどのシーンで事足りるでしょう。
ただし、自撮りするには少し狭さを感じることがあります。
なんとか手を伸ばせば自撮りできないわけではないので、自撮りを多用しなければZF-1FよりZV-1を選ぶほうがいいかもしれません。
また、1インチの大きさのセンサーと明るいレンズを生かしたボケ表現も得意なため、静止画を撮影する人にもおすすめのカメラです。
動画も静止画もコンパクトなカメラで撮りたい、という人におすすめです。
ZV-E10:画質よく静止画にもよいのに手頃なミラーレス
製品名 | ZV-E10 |
発売日 | 2021/9/17 |
撮像素子 | APS-C |
有効画素数 | 2420 万画素 |
レンズ焦点距離/F値 | 着けるレンズによる |
最短撮影距離 | 着けるレンズによる |
電子ズーム | 最大8倍 |
液晶モニターサイズ | 3インチ |
記録メディア | SD・MS |
防塵・防滴 | – |
手ブレ補正機構 | 電子式 |
可動式モニタ | バリアングル液晶 |
動画記録画素数 | 4K30p |
映像圧縮方式 | MPEG-4 AVC/H.264 |
動画最長記録時間 | 約125分 |
重量 | 343 g |
幅x高さx奥行き | 115.2×64.2×44.8 mm |
その他特徴 | 背景ぼけ切り替え機能 商品レビュー用設定 美肌効果、顔優先AE 指向性3カプセルマイク 手振れ補正アクティブモード(電子式) リアルタイムトラッキング 動物瞳AF |
メリット | ・APSCの大きなセンサーによる画質の良さ ・大口径レンズと組み合わせるとボケも大きく印象的に撮れる ・豊富な交換レンズのラインナップからから撮影に適したレンズを選べる ・手振れ補正アクティブモードを搭載し、歩き撮りも可能 ・VlogやYoutube動画に特化した様々な機能 ・レンズ交換式のミラーレスカメラとしては破格ともいえる低価格 |
デメリット | ・レンズ交換が手間に感じることも ・広角から望遠までレンズを揃えるとそこそこの出費に ・静止画・動画切り替えボタンが使いづらい ・APSC専用レンズはフルサイズに比べると少なめ |
ZV-E10はAPSCセンサーのレンズ交換式ミラーレスカメラです。
このカメラもVLOGCAMの名前が付けられていますが、搭載のAPSCセンサーを生かして、静止画の撮影も十分行えます。
例えばレンズの組み合わせで次のように用途が広がります。
- 10-20mmなどのレンズ・・・自撮りや歩き撮りなどvlog用途に適したスタイルに。
- 18-105mmや70-350mmなどの望遠レンズ…子供のイベントの撮影や飛行機撮影など静止画向きのスタイルに。
組み合わせるレンズ次第で使い道が広がる万能なカメラと言えるでしょう。
それでいて、価格がコンデジ並みに安いところがこのカメラの大きな長所です。
VlogやYoutube撮影はもちろん、静止画用途としても持っているとお得に使える、一押しのカメラです。
ZV-E10について詳しくは、こちらの記事で動画・静止画ともに作例豊富にレビューしています。
α7IV:動画も静止画も高いレベルで撮れるミラーレス
製品名 | α7IV |
発売日 | 2021/12/17 |
撮像素子 | フルサイズ |
有効画素数 | 3300 万画素 |
レンズ焦点距離/F値 | 着けるレンズによる |
最短撮影距離 | 着けるレンズによる |
電子ズーム | 最大8倍 |
液晶モニターサイズ | 3インチ |
記録メディア | SD・CFexpressTypeA/SD |
防塵・防滴 | ○ |
手ブレ補正機構 | センサーシフト |
可動式モニタ | バリアングル液晶 |
動画記録画素数 | 4K60p |
映像圧縮方式 | MPEG-4 AVC/H.264 |
動画最長記録時間 | 約175分 |
重量 | 658 g |
幅x高さx奥行き | 131.3×96.4×79.8 mm |
その他特徴 | 裏面照射CMOS リアルタイムトラッキング 動物、鳥AF 手振れ補正アクティブモード ブリージング補正 フォーカスマップ クリエイティブルック S-Cinetone 新メニュー |
メリット | ・フルサイズセンサーを生かした圧倒的な画質の良さ ・組み合わせるレンズのバリエーションが豊富で、いつまででも飽きずに楽しめる ・プロも絶賛するほどの奥の深い動画機能 ・手振れ補正アクティブモードを搭載し、歩き撮りも可能 ・動画も静止画も高いレベルで撮影をこなす基本性能の高さ ・フォーカス性能が高く、人物の瞳をとらえて逃さない |
デメリット | ・レンズ交換が手間に感じることも ・フルサイズシステムで揃えると、本体もレンズもそこそこのお値段 ・いままで紹介したカメラに比べると大きくて重い(ただフルサイズカメラとしては小型軽量なほう) ・機能が豊富で使いこなせないものも |
α7IVは一般向けのカメラの中で最高レベルのフルサイズミラーレスカメラです。
そのため、価格はそこそこお高くなりますが、画像のクオリティや撮影補助機能など価格以上の価値を提供してくれるカメラです。
特に動き回る子供や動物などの被写体をとらえて離さないオートフォーカス性能には定評があります。
また交換レンズも豊富なので、レンズを選ぶことで超広角で風景をダイナミックに撮ることから、超望遠で遠くの野球選手や月などをアップで撮ることもできます。
これまでスマホやコンデジしか使ったことのない人にこそ、その画像のきれいさや撮影のしやすさに驚かれると思うので、ぜひ一度使ってみてほしいカメラです。
どのカメラを使っていても、最終的にはフルサイズに行きつく人が多いです。
VlogやYoutube撮影もせっかく撮るなら始めから最高画質で撮っておいたほうがいいからです。
予算が許すのであれば、このフルサイズミラーレスカメラα7IVが、今一番におすすめです。
詳しくは、発売日から1年以上継続して使い続けているα7IV長期使用レビューをご覧ください。
3.まとめ
この記事では
- Vlog(ブイログ)/Youtube撮影に適したカメラの選び方
- Vlog(ブイログ)/Youtube撮影におすすめのカメラ
をお伝えしました。
もう一度最後にポイントをまとめます。
Vlog/Youtube撮影におすすめカメラ6選
DJI POCKET2 | iPhone 14 pro | ZV-1F |
超軽量で歩き撮り撮影ができる3軸ジンバル一体型 | 画質と手振れ補正進化が著しい | バランスの取れたvlog向けコンデジ |
ZV-1 | ZV-E10 | α7IV |
ズームのできるvlog向けコンデジ | コスパ最高のAPSCミラーレス | 最高品位で映像を残せるフルサイズミラーレス |
ご紹介したカメラはそれぞれ特徴が異なり、適材適所、向いているシーンや撮影スタイルがそれぞれにあります。
自分がどんなvlogやYoutube動画を撮りたいかを思い描いてみると、自分の用途に合ったカメラが選びやすくなるはずです。
最初から購入に踏み切れない、という人はレンタルしてお試しで使ってみることをおすすめします。
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関連記事:おすすめカメラレンズ機材レンタル比較
私も新しいカメラやレンズはレンタルして使ってみてから購入するようになって、後悔することがなくなりました。
また、新たにフルサイズのVlog用カメラであるZV-E1 が登場しました。普段取っているスマホやコンデジ、APSCカメラでの画質からさらにクオリティの高い動画を撮りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。