学研大人の科学二眼レフカメラを実際に作ってみた【出来栄えは?】

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自分で作れるカメラを書店で見つけました。

その名も「大人の科学マガジン 35mm二眼レフカメラ」です。

クラシックカメラ好きやフイルムカメラ好きの人には、ローライフレックスで有名な二眼レフカメラ

とはいえローライフレックスはお高いし、果たして自分に使いこなせるか不安でなかなか手を出しにくいです。

早速買って帰り、子供と一緒に実際に作ってみたのでレポートしてみます。

この記事でわかること

・学研大人の科学の二眼レフカメラの中身詳細
・実際に作ってみたレビュー

それでは、カメラ歴15年、フォトマスター1級のしちみがお送りします。

1.学研大人の科学二眼レフカメラとは?

学研大人の科学二眼レフカメラは、学研が発行している大人の科学という雑誌のシリーズです。

約3000円という安い値段で、二眼レフカメラが作れるとあって大変好評で、一度廃版になった後、2019年に復刻されたようです。

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工具なども付属しており、何も用意することなく、この雑誌を買うだけで二眼レフカメラが作れます。

もちろん作った後は35mmフイルムを入れて撮影もできますので、一石三鳥で楽しむことができます。

  • 二眼レフカメラの構造が分かる
  • プラモデルのように組み立るのを楽しむことができる
  • ミニチュアのかわいらしい二眼レフカメラを手に入れることができる
ななめ
ななめ

我が子は、私が買って帰ったのを見た瞬間から「大人のプラモデル早く作ろう」と、虜になっていました!

それでは実際に作ってみたレポートともに詳細を見ていきましょう。

2.学研大人の科学二眼レフカメラを実際に作ってみた

学研大人の科学二眼レフカメラを実際に作ってみました。

2-1.内容物

こちらが表紙です。そこその大きさの箱に入っています。

中身はこちら。

パーツと、作り方や使い方が書いてある薄めの雑誌が入っています。

パーツを取り出して並べてみました。

細かいねじやばねなどの部品もあるので、部品点数はそこそこ多いです。

工具のプラスドライバー1本も付属しており、何も用意するものはありません。

しちみ
しちみ

大変親切です!

こちらがレンズです。プラスチック製のレンズですね。

二眼レフなので、もちろん同じレンズが二つあります。

これはミラーです。ミラーもプラスチックでできています。

表面に青い保護シールが貼ってあります。組み立ての途中ではがします。

部品の品質は思ったより高く、バリやゲートも目立つことなく、しっかり処理してありました。

部品の精度が良いため組み立て後も隙間やガタは無く、しっかりとした作りとなっていました。

こちらはシャッターユニットです。

ここだけは組み立てるのが難しいのか既に組み立てられていました。

シャッターの構造を観察してみました。

3つの部品が連動してシャッタが切れるようになっていました。

シンプルですが、良く考えられた構造だというのが分かりました。

2-2.組み立て

それでは組み立てていきます、っと言ったところで、組み立て途中は特に写真を撮っていませんでした。

部品点数がそこそこあるので時間はかかりますが、組み立て図に従ってゆっくり組み立てていけば完成し、特に分かりづらい点や難しい点はありませんでした。

気を付ける点としては、2点くらいです。

point

・ミラーの保護シールをはがした後は鏡面を触らないこと(指紋が付くので)
・ねじはバカになりやすいので、締め付きすぎないこと

子供と一緒に楽しみながら組み立てたので時間としては1時間くらいかかりましたが、プラモデルに慣れている人は30~40分くらいでできると思います。

2-3.完成

完成形です。

片手に乗るくらいの大きさで、ローライフレックスのミニチュア版といった感じで、かわいらしいです。

これは上面のファインダーフードを閉じた状態です。

横から見たところです。

撮影レンズとファインダー用レンズはギヤで連結しており、どちらか一方を回すともう片方も同じように繰り出す構造になっています。

これでピントを合わせます。

反対側面です。

レンズの間にあるレバーがシャッターで、ばねによるシャッター動作・音が小気味よく、ついシャッターを切って遊んでしまいます。

また、この写真はファインダーフードを開けた状態です。

撮影するときはこのフードから覗き込みます。

ファインダーを覗いたところです。

思ったより被写体が鮮明にスクリーンに写ります。

ここで見ると像の中心は明るく解像感もあります。

どんな画になるのか、撮ってみるのが楽しみです。

最後にフイルムカバーを開けたところです。

シャッターも見えますね。

右側にパトローネを取り付けて、左側のレバーでフイルムを送っていきます。

フイルムの送りは回転する目盛りを見ながら、目分量で送っていきます。送り忘れや送りすぎがあると、失敗写真になったりするので気を付けましょう。

またフイルムカバーはただのプラスチックだけで、閉めた後に隙間から光漏れしないか若干不安が残ります。

一度撮ってみて、光漏れがあればカバーを締めた後に境目をパーマセルで封止したいと思います。

今回はここまでですが、いよいよ次回フイルムを装着して実際に撮ってみます。果たしてどんな画がとれるでしょうか。

3.まとめ

本記事では、

・学研大人の科学の二眼レフカメラの中身詳細
・実際に作ってみたレビュー

をお伝えしました。

特に難しい組み立ても無く、子供と楽しみながら作れて、構造も知ることができてとてもよい教材でした。作りながら、バネ、歯車など、カメラの機構に「これは何?」と興味を持っていました。

その後博物館の割引を受けるのに持っていきましたよ

出来た後でも様々な撮影方法で楽しむことができますので、カメラ好きな方にはぜひお勧めします。

次回は実際にこのカメラで撮影してみたいと思います。

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