ソニーα7RVの特徴と口コミ・評判をレビュー【α7RIV/α7IV/α1との比較とおすすめレンズ3選】

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この記事でわかること
  • ソニーα7RVの特徴
  • ソニーα7RVの口コミや評判
  • ソニーα7RVにつけるおすすめのレンズ

2022/11/25にソニーαシリーズの新機種α7RVが発売されました。

私も普段α7IVを使って動画や静止画を撮影しているので、3年ぶりに更新された高画素機Rシリーズの新機種α7RVの存在はかなり気になり、実機も見てきました

そこで、α7RVの特徴や口コミや評判を徹底的に調べ上げました。

  • α7RVは、先代のα7RIVと比べて何が変わった?
  • α7IVやα1と比べてどうなのか?
  • 果たして買いなのか?

ソニーα7RVを徹底レビューします!

また、現在α7RV購入者限定レンズキャッシュバックキャンペーン(~2023年3月27日(月))も行われています。中でもおすすめのレンズを併せてお伝えします。
(こちらをクリックして先におすすめのレンズを見る)

それでは、カメラ歴15年でフォトマスター1級、しちみがお送りします。

1.【ソニーα7RV】α7RIV/α7IV/α1との仕様比較と特徴

α7RVの製品画像
出典:sony.jp

α7RV外観

α7RV実機をさわってきました。

α7RVの実機正面を撮影したもの
正面

レンズFE 50mm F1.2 GM装着時の正面外観です。ちょうど隠れてしまいました(そこが肝心なのに!)

右肩のバッジはシリーズ続き番号(IVとかVとか)が省略され、「α7R」表記のみが入っています。

α7RVの実機側面グリップ側を撮影した写真
側面グリップ側

普段α7IVを使っています。握った感触はα7IVとほとんど同じと考えて違和感ありません。

グリップの深さが深く、小指がしっかりかかるため、総じて握りやすいと感じます。片手でも安定して握ることができます。

α7RVの実機側面スロット蓋を開いたところを撮影した写真
スロット蓋を開いたところ

上側のSLOT1、下側のSLOT2ともに、CFexpress typeAとSDカードのダブルスロットに進化しています。蓋はしっかり開き、差しにくさもないでしょう。

α7RVの実機インターフェース側を撮影した写真
側面インターフェース側
α7RVの実機インターフェース側のパネル蓋を開けてを撮影した写真
パネル蓋をオープン

パネル蓋を一部開けたところです。

パネル蓋はすべてしっかり開くため、使いやすいです。

α7RVの実機液晶パネルを撮影した写真
背面

画面越しの液晶で見るだけでも思う。きれい。色が深い。

もちろんレンズがいいってのもあるはずですが、α7IVと外観そっくりな中で、撮った画だけ違う。ほしくなっちゃう。高い。

なお、同行者に激しく動いてもらい動画でも撮ってみましたが、体感としては顔・瞳をとらえるスピードが速いと感じました。なぜSDカードを持参しなかったんだとひとしきり後悔。

画質・オートフォーカスの性能向上については後ほど説明します。

α7RVの4軸マルチアングル液晶を撮影した写真
4軸マルチアングル液晶モニター

普通にバリアングル式のように使えますが、なんと・・・!

液晶パネルがαシリーズ通して初採用の、4軸マルチアングル液晶モニターになりました。

α7RVの4軸マルチアングル液晶をより開いて撮影した写真
4軸マルチアングル液晶モニター

さらにチルト式のように引き出すことができます。従来のソニーのチルト式と比べると、若干固い?(慎重に動かしたためかもしれません)

ローアングルから撮る際や、縦撮りなど、活躍しそうです。

α7RVのダイヤル・シャッターボタンを撮影した写真
ダイヤル・シャッターボタン

動画ボタンとC1ボタンの位置が変わりました。動画ボタンが押しやすくなりました。

さらに、静止画/動画/S&Qモードダイヤルが独立。静止画と動画を頻繁に切り替える方には便利です。

α7RVの底を撮影した写真
底部

電池は旧機α7RIVと同じです。

店舗での実機体験を通して

15分使わせてもらえて、難しいことは聞かれず、質問があれば専門のスタッフさんがしっかり答えてくださいます。

店内での撮影となるため外と同様にはいきませんが、鳥(動くモビール・写真)、動物の置物、植物(造花)などおいてあり、レンズも数パターン用意されています(途中で交換できるかは不明)。

お近くにソニーストアがある方は、ぜひ行ってみることをおすすめします。
≫ソニーストアでα7RVの店舗での体験予約方法を見てみる

しちみ
しちみ

自前のSDカードを忘れずに!

次からは、ソニーα7RVの特徴を他機種と比較しながら見ていきましょう。

仕様比較

α7RVの仕様をα7RIV、α7IV、α1と比較します。

製品名α7RVα7RIVα7IVα1
kakaku.com最安価格(※)店頭予想価格560,000円前後294,999円295,000円728,000円
発売日2022/11/252019/9/62021/12/172021/3/19
撮像素子フルサイズフルサイズフルサイズフルサイズ
撮影感度標準:ISO100-32000標準:ISO100-32000標準:ISO100-51200 標準:ISO100-32000
ローパスフィルターレス
記録フォーマットJPEG/RAW/HEIFJPEG/RAWJPEG/RAW/HEIFJPEG/RAW/HEIF
有効画素数6100万画素6100万画素3300 万画素5010万画素
製品名α7RVα7RIVα7IVα1
ピクセルシフトマルチ撮影
連写撮影最高約10コマ/秒最高約10コマ/秒最高約10コマ/秒最高約30コマ/秒
シャッタースピード1/8000-30秒1/8000-30秒1/8000ー30秒1/32000-30秒
液晶モニターサイズ3.2型(インチ)3型(インチ)3型(インチ)3型(インチ)
液晶モニタードット数約210万ドット約236万ドット約104万ドット約144万ドット
ファインダーサイズ0.64型0.5型0.5型0.64型
ファインダードット数約944万ドット約576万ドット約369万ドット約944万ドット
ファインダー倍率0.9倍0.78倍0.78倍0.9倍
ファインダー視野率(上下/左右)100/100100/100100/100100/100
製品名α7RVα7RIVα7IVα1
専用電池型番NP-FZ100NP-FZ100NP-FZ100NP-FZ100
撮影枚数液晶モニター使用時: 約530枚液晶モニター使用時:約660枚液晶モニタ使用時:580枚液晶モニター使用時: 約530枚
スロットダブルスロット
1:SD/CFexpress
2:SD/CFexpress
ダブルスロット
1:SD
2:SD
ダブルスロット
1:SD/CFexpress
2:SD
ダブルスロット
1:SD/CFexpress
2:SD/CFexpress
防塵・防滴
手ブレ補正効果8段5.5段5.5段5.5段
可動式モニタ4軸マルチアングル液晶チルト液晶バリアングル液晶チルト液晶
インターフェースマイクロUSB、USB Type-C、HDMIマイクロUSB、USB Type-C、HDMIマイクロUSB、USB Type-C、HDMIマイクロUSB、USB Type-C、HDMI
AFセンサー測距点693点567点759点759点
被写体認識AFAI認識
人物 / 動物 / 鳥 / 昆虫 / 車・列車 / 飛行機
[静止画] 人物/動物
[動画] 人物
[静止画] 人物/動物/鳥
[動画]人物/動物/ 鳥
[静止画] 人物/動物/鳥
[動画]人物
製品名α7RVα7RIVα7IVα1
動画記録画素数8K24p
4K60p
4K30p4K60p8K30p
4K120p
ファイル形式XAVC S/XAVC HSXAVC S/AVCHDXAVC S/XAVC HSXAVC S、XAVC HS
映像圧縮方式MPEG-4 AVC/H.264
MPEG-H HEVC/H.265
MPEG-4 AVC/H.264
MPEG-4 AVC/H.264
MPEG-4 AVC/H.264 MPEG-H HEVC/H.265MPEG-4 AVC/H.264
MPEG-H HEVC/H.265
動画最長記録時間約150分約170分約175分約150分
動画最大ビットレート600Mbps100Mbps600Mbps600 Mbps
重量723 g665g658 g737g
幅x高さx奥行き131.3×96.9×82.4mm128.9×96.4×77.5mm131.3×96.4×79.8mm128.9×96.9×80.8mm
その他特徴裏面照射CMOS
リアルタイム認識AF
リアルタイムトラッキング
フルタイムDMF機能
手振れ補正アクティブモード
レンズ・ボディ協調手振れ補正

ブリージング補正
フォーカスマップ
クリエイティブルック
S-Cinetone
新メニュー


裏面照射CMOS
リアルタイム瞳AF
リアルタイムトラッキング
裏面照射CMOS
リアルタイム瞳AF
リアルタイムトラッキング
手振れ補正アクティブモード
ブリージング補正
フォーカスマップ
クリエイティブルック
S-Cinetone
新メニュー
積層型CMOS
リアルタイム瞳AF
リアルタイムトラッキング
手振れ補正アクティブモード
クリエイティブルック
S-Cinetone
新メニュー
(※)2022/10/27時点

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ソニーα7RVの特徴

α7RVは先代のα7RIVと比べると次の3つが大きな進化点です。

手振れ補正段数が8段に

α7RVの手振れ補正はα史上最高のボディ単体で8段を実現。さらに、初めてレンズとボディの協調手振れ補正も可能になりました。(クリックして対応レンズなど詳細へジャンプ

微細なブレを検出し補正する新アルゴリズムと、6100万画素イメージセンサーの持つ高解像性能で、被写体をよりはっきり捉えることができます。

ちなみに先代のα7RIVも含めて、ソニーのカメラのこれまでの最高段数は5.5段でしたので、一気に2.5段分も手振れ補正性能がアップしました。

初採用4軸マルチアングル液晶モニター

出典:sony.jp

液晶モニターにソニー独自の4軸マルチアングル式を新搭載。これまで「チルト式」か「バリアングル式」の2択でしたが、その両方のメリットを組み込んだ新たな形に。

これにより、カメラ背面に対して上下にチルト、横に180度開く上、オープン状態では270度まで回転できるようになっています。

動画も静止画もどちらも使いやすい画期的なモニターになりました。

新次元のAI認識オートフォーカス

出典:sony.jp

新開発のAIプロセッシングユニットの搭載により、人間の骨格から予測をし、顔認識、瞳認識できるようになりました。これにより被写体の認識力がα7RIVより60%アップ。検出範囲も拡大しています。

サングラスをかけての撮影。帽子を目深にかぶっての撮影。いずれも瞳は隠れていますが、AIにより認識可能にしています。

これまでもソニーの瞳認識AFは定評がありましたが、さらに飛躍的に認識率がアップし、新次元のAFが実現されています。

2.ソニーα7RVの口コミ・評判を徹底レビュー

先行レビューをした人からの口コミ・評判で気になるものをピックアップしてみます。

ここがGood

結果として、スマホで見るぶんであれば400mm シャッタースピード1/15の手持ち撮影が可能でした。拡大してみるとブレはあるのですが、大きく表示しない・大判印刷をしないのであれば許容範囲。

引用:https://www.gizmodo.jp/2022/10/sony-a7rv-ibis.html#cxrecs_s

これは70mm域で1/25。気を抜いて撮るとブレる域です。でも片手で撮ってもつぶらな瞳にピントばっちり。

引用:https://www.gizmodo.jp/2022/10/sony-a7rv-ibis.html#cxrecs_s

ここが気になる

動画は8KとオーバーサンプリングのAPS-C 4Kでは、かなりのローリングシャッター歪みが見られる。全幅読み出しの4Kでは少し改善するが、クロップされた4K60pモードのみ、ローリングシャッター歪みが適切に抑えられている。

引用:https://digicame-info.com/2022/10/7r-v-11.html

α7RVとα7RIVは画像センサー自体は変わっていないと言われています。画質の差は小さい画面上では識別しにくいようです。

また高画素機では仕方がない面もありますが、動画のローリングシャッター現象(こんにゃく現象)はそれなりに出てしまうようです。とはいえ4K60pではそこまで気にならないとも。

α7RVで大幅進化したAI認識AF、8段手振れ補正、4軸マルチアングルモニターはやはり評判が高いようですね。

どちらかというと動画より、静止画ユーザーに恩恵の高い進化のようです。(といいつつ動画機能も大幅に強化されています)

3.ソニーα7RVのメリット

ここからはα7RVのメリットを見ていきます。

大幅に進化したAI認識AF

ソニー初のAIプロセッサーの画像
出典:sony.jp

ソニー初のAIプロセッサーを専用搭載し、被写体認識性能が大幅に進化しました。

また認識できる被写体も従来の人物/動物/鳥から、昆虫/車・列車/飛行機にまで大きく広がりました。

AFセンサー測距点もα7RIVの567点から693点に増加し、AF性能は飛躍的に進化を遂げたと言えます。

上位モデルのα1にも勝るようなAF性能を備え、Rシリーズでは比較的苦手とされてきた人物撮影、動体撮影で威力を発揮してくれるでしょう。

8段手振れ補正で手持ち撮影でよりシャープに

8段手振れ補正を説明した図
出典:sony.jp

ボディ単体での手振れ補正段数がこれまでの5.5段から8段に大幅進化しました。

2.5段の進化はどれほどかというと、シャッタースピードを6倍遅くしても手振れしなくなるので、次のようなメリットがあります。

シャッタースピードを6倍遅くしても手振れしなくなることにより得られるメリットを説明した図
撮れるシーンが増えます

さらに、こちらも初搭載のレンズ・ボディ協調手振れ補正が搭載されました。

対応レンズと組み合わせることで、望遠域のブレをより効果的に抑制します。

最初は4本のズームレンズが対象となるようです。

対象レンズ

  • SEL24105G
  • SEL70200GM2
  • SEL100400GM
  • SEL200600G

4軸マルチアングル液晶モニター

4軸マルチアングル液晶モニターの使用図
出典:sony.jp

これまで、静止画派はチルト液晶が好まれ、動画派にはバリアングル液晶が好まれてきました。

α7RVではその論争に終止符を打つ、静止画派、動画派のどちらの要望にも対応した4軸マルチアングル液晶を初搭載しました。

さらに、このタイプになったことで、可動の自由度が増え、HDMIやUSB-Cケーブルを挿したまま干渉せず液晶を180度回転させることができるようになりました。

動画撮影時にさらに嬉しいメリットです。

6100万画素を生かす画像処理

画像処理センサーBIONZ XRの搭載により6100万画素を生かした高解像に撮れた写真
出典:sony.jp

α1と同じ最新の画像処理センサーBIONZ XRを搭載したことで、α7RIVと比較すると最大約8倍の高速処理を実現。

6100万画素という膨大なデータを生かせる画像処理能力を得たことで、α史上最高の解像性能になっています。

ピクセルシフトマルチ撮影の進化

ピクセルシフトマルチ撮影で撮った建築の画像
出典:sony.jp

これまでα1、そしてα7Rシリーズに搭載されていたピクセルシフトマルチ撮影が進化し、自然風景にも対応しました。

ピクセルシフトマルチ撮影では、計16枚の画像による合計9億6320万画素分もの情報を、約2億4080万画素に画像生成します。

  • 進化したα7RVボディ内手振れ補正により高精度に制御して撮影すること
  • ソニーのソフトウェア「Imaging Edge Desktop」で自動検出して補正すること

この2点によって、これまでは被写体に動きが生じやすく合成しにくかった自然風景にまで、画像生成できるシーンが広がりました。

EVF(ファインダー)と液晶モニターが見やすく

ファインダーの構成図
出典:sony.jp

静止画撮影に必須のEVFが約944万ドット、ファインダー倍率0.9倍に進化しました。これは上位モデルのα1と同じ高品質なEVFです。

また、液晶パネルのサイズもα史上最大となる3.2インチにアップしました。

静止画も動画も撮影しやすくなりました。

オススメ

液晶保護には、Kenkoの液晶保護フィルムがコスパがよくおすすめです。同ブランドのものをα7IVに1年貼っていますが、視認性も良い上劣化等なく、快適に撮影できるおすすめのアクセサリーです。
関連記事ソニーα7IV用Kenko液晶保護フィルムレビュー|実際に貼ってみた

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フルタイムDMFをボディに初搭載

これまで特定のレンズでしかできなかったフルタイムDMFがボディに搭載されたことで、ほとんどのレンズでこの機能が使えるようになりました。

フルタイムDMFは、オートフォーカスモードで撮影中に、いつでもピントリングを回すとマニュアルフォーカスに切り替わり、自分の持っていきたい位置にピントを持ってこれる機能です。

意図しない被写体にオートフォーカスが引かれた時に、併せたい被写体にピントを戻すことができます。

被写体が入り乱れるスポーツなどの撮影で効果的な機能です。

動画機能も大幅進化

高画素機Rシリーズはこれまでどちらかというと静止画向けに作られてきました。ところが今回のα7RVでは動画機能も大幅に進化しています。

  • 高画素と高速な画像処理エンジンを生かした8K24p/4K60p動画
  • ブリージング(ピント移動に伴って画角が変わること)をほとんど目立たなくするブリージング補正
  • ジンバルいらずと評価されている手振れ補正アクティブモード
  • クリエイティブルックやS-Cinetoneなどの動画での多彩な画作り

8Kの高品位な動画を自由自在に気軽に撮れるという、動画機として見ても最先端機能を備えたハイレベルなカメラです。

出典:sony.jp

4.ソニーα7RVのデメリット

ここからはα7RVのデメリットを見ていきます。

サイズ重量が少しUP

α7RVとα7RIVのサイズ比較図
見た目はほとんど変わりません

α7RVは旧機α7RIVからすると、サイズが少し大きく重くなっています。

サイズ重量があると使いにくいという人もいいるかもしれませんが、先行レビューでは持った感触はα7IVと同程度との声もありました。

α7IVは私も普段使っていますが、程よい大きさで握りやすく、少し大きめのレンズを付けてもバランスがよいと感じているため、そこまで大きなデメリットではないでしょう。

バッテリー持ちが若干悪化

製品名α7RVα7RIV
専用電池型番NP-FZ100NP-FZ100
撮影枚数液晶モニター使用時: 約530枚液晶モニター使用時:約660枚

α7RVは先代α7RIVと同じバッテリーを使っているものの、バッテリー持ちが少し悪化しました。

新しい画像処理エンジンや初搭載のAIプロセッサーを積んでいるため当然といえば当然かもしれません。

長時間撮影する場合は、予備バッテリーをもう一つ追加すると安心でしょう。

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高性能フルサイズ機とはいえ価格が高い

製品名α7RVα7RIVα7IVα1
kakaku.com最安価格(※)店頭予想価格560,000円前後294,999円295,000円728,000円
(※)2022/10/27時点

先代のα7RIVや無印α7IVと比べると、20万円アップと価格の上昇が大きいのは否めません。

ただここまでの進化を遂げてフラッグシップのα1に勝るとも劣らない機能を備えているにもかかわらず、α1よりはまだだいぶ安いです。そう考えるとコスパは高く感じます。

また、昨今の物価高や円安の影響も多分に受けて日本円価格が上がっていることも理由の一つでしょう。

このようなコメントもありました。

最近の急激な円安になる前の数年は、大体110円前後だったと思いますので、もしそのままだったら
150円>110円 0.73333
56万円>41万円
でしょうか?(^^;)
ヘタすると40万切り、ここまで安くならなくても45万程度だったらと妄想してみると、ちょっとモヤモヤ。。。

引用:https://digicame-info.com/2022/10/7r-v-10.html#comments

α7RVは、初心者にはなかなか手が出しにくい価格ですが、動画・静止画ともに最高級の画質を追い求める人には十分価格に見合ったカメラだと思います。

5.ソニーα7RVはこんな人におすすめ

これまで調べてきた口コミ、評判やメリットデメリットから分かった、α7RVをおすすめしたい人はこんな人です。

  • 風景や建築などの写真をとにかく高精細に残したい人
  • 手持ちでも高い手振れ補正性能を生かして高精細な写真が撮りたい人
  • 広く撮っておいて後で切り出して作品に仕上げたい人
  • 静止画だけでなく動画も高品位なのに手軽に撮りたい人
  • AI認識AFでこれまで難しかった人物や動体を高画素機で撮ることにチャレンジしたい人

とにかく静止画も動画も最高画質を求める人にはめちゃくちゃおすすめのカメラです。

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6.ソニーα7RVにおすすめのレンズ

α7RVに合わせるのにおすすめのレンズをご紹介します。

EマウントレンズにはG Masterレンズをはじめ、6100万画素という高画素に見合う高品位なレンズが多いですが、その中でも特におすすめしたい3本はこちらです。

FE 14mm F1.8 GM 風景や建築に最適な王道超広角レンズ

出典:sony.jp
フルサイズ広角単焦点レンズ
¥191,900 (2024/11/30 21:55時点 | Amazon調べ)
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名称FE 14mm F1.8 GM
型名SEL14F18GM
対応フォーマットフルサイズ
焦点距離14mm
F値F1.8
最短撮影距離0.25m
最大撮影倍率0.1倍
手ブレ補正機構
フィルター径
最大径x長さΦ83 x 99.8 mm
重量460 g
発売2021年5月
得意なシーン(風景・夜景・星空・自撮り・建築・旅行・動画)
ここがGood
  • 超広角14mmかつF1.8という明るさ
  • 超広角大口径なのに圧倒的に小型軽量 動画でも使いやすい
  • G Masterにふさわしい隅々までの高解像性能

14mmという超広角な画角は、ダイナミックな風景や建築物の撮影にぴったりです。

FE 14mm F1.8 GMで撮影した写真の例
シチミカメラ

しかもF1.8という明るさで、夜景や星景など暗い場面で重宝します。

また、写りはG Masterの名にふさわしく隅々まで点が点で写る高解像性能を保っています。それなのに、460gという小型軽量で、超広角なのに気軽に持ち出せる万能なレンズです。

動画とも相性が良く、特に手振れ補正アクティブモード時には少し画角が狭まることで、ちょうど使いやすい画角になります。

静止画から動画ユーザーまで持っておくべきおすすめの1本です。

α7R V 購入者限定レンズキャッシュバックキャンペーン開催中

FE 14mm F1.8 GMは、キャンペーンの対象レンズです。

α7RV購入期間
2022年11月25日(金)~2023年3月27日(月)
対象レンズ購入期間
α7RV購入日~2023年3月27日(月)
※内容や応募方法はソニーストアであらかじめご確認ください。

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FE 50mm F1.2 GM 純正レンズで一番明るい最高画質レンズ

出典:sony.jp
フルサイズ 標準単焦点レンズ
¥267,800 (2024/11/30 21:56時点 | Amazon調べ)
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名称FE 50mm F1.2 GM
型名SEL50F12GM
対応フォーマットフルサイズ
焦点距離50mm
F値F1.2
最短撮影距離0.4m
最大撮影倍率0.17倍
手ブレ補正機構
フィルター径Φ72 mm
最大径x長さΦ87×108 mm
重量778 g
発売2021年4月
得意なシーン(風景・スナップ・人物・暗い屋内。ペット・物撮り・動画)
ここがGood
  • 純正Eマウントレンズで最も明るいF1.2
  • 超高解像ととろけるようなボケ味の両立
  • 2022年カメラグランプリレンズ賞受賞

F1.2という大口径なのに小型軽量で機動力を生かした撮影ができるという、ポートレートや物撮りにぴったりの最高級のレンズです。

ピントが合ったところはカリカリで、その周囲はとろけるような美しいぼけが表現でき、その対比で被写体が浮かび上がるような印象的な写真がサクッと撮れます。

Field of Cladonia stellaris

贅沢にスナップに使ってもとても面白いレンズです。

また解像感もピカイチに高く、風景に使っても持ち味が生かせるでしょう。

その年に発売された全メーカーの中で最も優れたレンズに贈られるカメラグランプリのレンズ賞を2022年に受賞しています。
参考カメラグランプリ2022 (cjpc.jp)

プロからも評判高く、一度は使ってみたい憧れのレンズです。

α7R V 購入者限定レンズキャッシュバックキャンペーン開催中

FE 50mm F1.2 GMは、キャンペーンの対象レンズです。

α7RV購入期間
2022年11月25日(金)~2023年3月27日(月)
対象レンズ購入期間
α7RV購入日~2023年3月27日(月)
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FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS 動物や鳥を高画素機で撮りたい人に

Female Stitchbird (Hihi)
フルサイズ超望遠ズームレンズ
¥266,780 (2024/12/04 03:40時点 | Amazon調べ)
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名称FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS
型名SEL200600G
対応フォーマットフルサイズ
焦点距離200-600mm
F値F5.6-6.3
最短撮影距離2.4m
最大撮影倍率0.2倍
手ブレ補正機構レンズ内手ブレ補正方式
フィルター径Φ95 mm
最大径x長さΦ111.5×318 mm
重量2115 g
発売2019年7月
得意なシーン(風景・飛行機・レース・スポーツ・動物・野鳥)
ここがGood
  • 600mmという超望遠を手頃なサイズと価格で
  • プロも納得 動体を撮るのに必要なあらゆる操作性を備える
  • 全長の変わらないインナーズームでズームがスムーズに

600mmというと、普通は手に入れられないような大型で高価なレンズというのが常識でしたが、この200-600mmは、一般の人でも使いこなせる手頃なサイズと価格で提供されています。

写りも200万円近くするG Masterの600mmには及びませんが、Gレンズの名にふさわしいプロが使っても十分なレベルの解像感を持っています。

超望遠レンズに必要な三脚座や各種スイッチなど操作系は完備し、さらにテレコンにも対応。2倍テレコンを付けると、1200mmという超超望遠レンズになります。

遠く離れた小さい被写体を追う野鳥撮影やスポーツ撮影に最適なレンズです。

またこのレンズの特徴としてズーム時に長さが変わらないインナーズーム機構となっているため、ズーム操作が軽く、初心者でも扱いやすいと評判です。

せっかくの高画素機なので、切り出して拡大して作品に仕上げるスポーツや野鳥、動物撮影に使ってみたい1本です。

出典:sony.jp

以上、α7RVにおすすめの魅力的なレンズをご紹介しました。

ちなみに、Eマウントレンズをどこよりも安く買う方法を知りたい方はこちらの記事をどうぞ。

7.まとめ α7RVは高画素機の極み

この記事では、

  • ソニーα7RVの特徴
  • ソニーα7RVの口コミや評判
  • ソニーα7RVにつけるおすすめのレンズ

をご紹介しました。

α7RVは、先代のα7RIVから、AF性能、動画機能、手振れ補正性能を一層進化させ、次世代の高画素機の進むべき道を示したエポックメイキングなカメラでした。

価格はなかなかに高いですが、それでも唯一無二の機能性能を備えており、とにかく高精細な写真や動画を追い求めたい人にはむしろ安く感じるかもしれません。

材料供給不足も相まって、最近の新型カメラは予約を逃すと数か月待ちとなることが多いです。

α7RVでしか味わえない新しい撮影体験が待っています。

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